1966年のプロ野球戦力外選手を知ってますか?
1966年
プロ野球コミッショナー事務局は、三十日、1967年度選手権試合のための第一次保留選手を公示した。野球協約によると各球団は毎年十月十六日までに来シーズン必要とする選手名簿を所属リーグの会長へ提出しなければならず、リーグ会長は十一月二十五日までにこれをコミッショナーへ送付し、第一次保留選手としての公示を受けることになっている。その結果、第一次保留名簿からもれた選手は自由契約選手もしくは任意引退選手となる。第一次保留名簿からもれた選手は、次の通り。
【巨人】内野手=広岡達朗
【中日】投手=吉山智久、牧田政彦 内野手=島田幸雄 外野手=佐野卓郎、小久保勲
【阪神】投手=酒井貢、椎木孝彰、織田光正 外野手=滝川博巳、室山皓之助
【広島】投手=寺本勇、矢崎健治 内野手=山元二三男 外野手=三浦和美
【大洋】投手=平山佳宏、渡辺政好、山田裕、高山勲 捕手=羽場勇二 内野手=K・アスプロ 外野手=黒木基康、室井勝
【サンケイ】投手=谷口勝範、富永格郎 内野手=中島節男、岡嶋博治(東映移籍)、麻生実男
【南海】投手=難波孝将 内野手=J・ブルーム
【西鉄】投手=米田敏美、池田信隆、大熊伸行 捕手=神原隆彦、伊藤勝利、青木勝俊、池永浩之 内野手=茅野智行、島田伸也 外野手=F・アギー(大洋移籍)
【東映】投手=岩切正男、井上健仁、山崎正之 内野手=高島正義、N・ラーカー、D・ジマー
【阪急】投手=三平晴樹、水谷勇
【近鉄】捕手=越智靖朗 外野手=大丸忠之
なお東京は第一次保留でもれた選手はいない。