プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

深沢恵雄

2024-11-02 16:15:37 | 日記
1985年
ここ2年間チーム投手陣で一番多い勝星をあげ信頼される投手として定着している。内角攻めで打者の腰を引かせては、球の切れ味で勝負するという投法は独自のもの。今年の課題も馬力と制球力だ、投手陣は充実してきた今季、昨年以上の成績をあげればチームも優勝だ。

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石貫宏臣

2024-11-02 16:13:50 | 日記
1992年
4年間付けていた背番号「48」が「19」と若くなった。首脳陣が今季に期待する証明でもある。プロ入り直後に左肩を痛め、初めてマウンドを踏んだのが一昨年。わずか3試合(1イニング)、防御率18.00から昨季は、チーム最多の46試合に登板し、プロ入り初先発などで5勝1敗1セーブと急成長した。「後半は腰に疲れがたまり、球の切れもなくなった」とスタミナ不足を反省。シーズン中は70㌔を切る体重増加へ食事と筋力トレーニング作戦を始めた。中継ぎから先発へ飛躍をめざすが「与えられた仕事をするだけ」と役割にはこだわっていない。野村、佐々岡と長野の温泉で始動。「少しでも二人にあやかりたい」思いのシーズンだ。

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中山孝一

2024-11-02 16:03:32 | 日記
1976年
孝一、孝チャンと呼ばれている中山は28歳。どことなくおさなさが残っているポーカーフェイス。球威においては1、2を争うものをもちながら、コントロールに難点があった昨シーズンはこの悪弊も是正されて入団6年目で初めての10勝ラインに到達、かつ勝ち越しを記録、やっと中山らしい片りんをのぞかせてきたが後期戦、ライナーを顔面に受けて退場、一時はどうなることかと心配された。再登場まで約1か月、この間の欠場は痛かった。チームも本人にとっても。ロッテ、太平洋に自信をもって、両チームに関しては孝チャンは肩で風を切るさっそうぶりをみせるが阪急、近鉄のようにコツコツと打ってくるチームには散々。上位に勝つことが大成へのステップになりそうだ。

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榎本直樹

2024-11-02 16:01:23 | 日記
1977年
三年間の低迷を新天地でふっきりたいと自らトレードを志望。今季からカープ左投手陣の一角を担う。サイドスロー気味の左腕からくりだされる変化球には定評がある。

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水谷啓昭

2024-11-02 15:58:40 | 日記
1981年
172㌢、71㌔の水谷の小さなからだは、スタミナの固まり。昨季も56試合に登板の、疲れを知らぬ男だ。左投手不足の今季も、サイドから大きく割れるカーブ、相手打者のねらいをはずす外角シュートが、近藤用兵の重大なポイントになる。

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石川賢

2024-11-02 15:54:14 | 日記
1985年
15勝4敗の成績でパリーグ勝率第一位のタイトルを獲得した若きエースは新婚組だ。飛躍を求め新球で打者と対決のため特注特大のボールでフォーク習得へ懸命、公式戦の成果が楽しみだ。首脳陣も最大の期待をかけている。今年もタイトルを…。

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大門和彦

2024-11-02 15:25:51 | 日記
1990年
すべての数字で自己最高をマークした昨季、勝ち星はチーム2位、投球回数ではトップだ。プロ三年目に一軍に登場した当時(86年)から遠藤二世と呼ばれ期待の大きかった男が、いよいよ本格化の時期を迎えた。「2ケタ勝利とか数字にこだわらず、開幕から飛ばします」昨シーズン中盤に113日間白星なしの7連敗という苦しみも乗り越えた。今年は勝ち数・負け数の逆転だ。エースの座に駆け上がれ!

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中条善伸

2024-11-02 15:23:12 | 日記
1988年
昨年は48試合に登板して、中継ぎ、ワンポイントにフル回転、うれしいプロ入り初勝利を含む2勝をあげた。巨人から移籍して4年目、いまやホークス投手陣に欠かせない貴重な左腕。変則的なフォームから繰り出す大きなカーブで相手バッターを幻惑する。若手の加入や成長で左投手陣の層が厚くなったが、コントロールに磨きをかけて、1軍の座をがっちり守る。

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広田浩章

2024-11-02 15:20:50 | 日記
1990年
どちらかといえば体には恵まれないが、勝負度胸は大したもの。右肩不安が消えれば、延長18回制の切り札的存在になる。春先は、いつも出遅れるが、今年もキャンプはもうひとつだった。それでも実戦に強いタイプ。復活を期待したい。

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渡辺弘基

2024-11-02 15:17:05 | 日記
1977年
2年間続いて全試合ベンチ入り。昨年はついにシーズン73試合登板というセリーグ新記録を樹立した。今季は鵜飼・榎本両左腕の加入で負担も軽くなり、中継ぎのエースから先発、抑えといった登板も多くなるだろう。ここぞというときには、やはりナベさん、頼りになる男である。

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竹田光訓

2024-11-02 15:02:46 | 日記
1988年
いつまでもファームにいる訳には行かない。竹田の負けじ魂が今年は今まで以上に頭をもたげている。身体づくりも今まで以上に昨秋から取り組んできた。「肩も万全だしね」と竹田。投球は速さでなく、制球力で生きるもの、という決意がうかがえる。直球とカーブ、フォークボールとのコンビネーションの巧さに豊富なマウンド経験が生きる。

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田中章

2024-11-02 15:00:02 | 日記
1975年
投手陣きっての技巧派。球威不足を、ぎりぎりのコーナーワークと思い切ってスピードの変化を取り入れたチェンジアップとで補い、昨シーズンのかせぎ頭となった。三年連続の防御率「リーグ・ベスト3入り」の実績を引っさげて、優勝の呼び声高い今シーズンに臨む。「ことしは、カモにしていたロッテを初め、どこも研究してくるだろう。だが僕も新しいテーマいかに悪球を打たすかを考えてる」

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佐藤道郎

2024-11-02 14:58:02 | 日記
1975年
45年入団早々新人王をとってから久しぶりに二つのタイトルを手中におさめた。防御率第一位(1.91)と昨年度より制定されたセーブ最多(13)がそれで両手に花だった佐藤、一粒種の愛嬢によくプレゼントだったろう。ついこの間入団したのにもうりっぱなパパさんとは。赤ん坊ができると人間だれしも子供のためにという仕事慾が倍加される。とくにリリーフを専門とする佐藤にとって新設のセーブ規定は絶好な目標だったに違いない。リードされていた山田(阪急)を逆転してのタイトル、それも球史初だけに永遠に記録されるというどたん場での登板が多い。さっそうとマウンドに歩むスタイルに安心感がいっぱい。味方にとってこれほど頼りになる男はない。それだけに佐藤もよくその信望にこたえた。対西鉄戦で27・2/3投げて自責点「0」という素晴らしいピッチングをみせたが対近鉄戦では安全パイ的な選手に痛いところで打たれたのは納得できないだろう。安易感という精神的なものか、はたまた技術的なものか、再検討を望みたい。

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岡本透

2024-11-02 14:55:24 | 日記
1992年
シーズン途中から先発に回ってプロ入り初の2ケタ勝利を達成したのが91年の岡本透。ストレートで打者の胸元を思い切り突くピッチングは、どんな場面でも逃げることはなかった。攻撃的な投球で打ち取った併殺打は20。これは同じサウスポー広島・川口投手に並ぶ数字だ。岡本透の今季の課題は「苦手な夏を克服し、今年も2ケタの勝ち星を挙げる」こと。暑い時期を乗り切ればチーム一の勝利も可能。

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大町定夫

2024-11-02 14:53:48 | 日記
1982年
着実な努力の積み重ね。その尊さをダレより教えるのが昨年の大町だった。先発完投型への夢はかなわなかったが、救援の任務にフル回転。7勝8セーブをかせぎ、一時は「マチ(大町)が登板する展開を作り出す事が勝ち試合への道」とナインから絶大の信頼を得た。ピンチの場面でひょうひょぅとしたマウンドに立ち、大きなカーブとシュートボールで、打ち気の打者をほんろうする。「打者の心理を読んでいる。これ程のリリーフ投手とは思わなかった」評論家諸氏の絶賛も得た大町だった。だが、大町はもともとリリーフタイプだった訳ではない。フィールディングの悪さは致命的な欠陥だった。投手陣では練習中のエラー1回についき100円の罰金が徴収される約束があるが、この最大の被害者?が大町だったが、苦手の守備も練習につぐ練習で上達。なくてはならない救援男の座を手中にした。「人の勝ち星をあずかっている。そんな気持ちで今年も頑張ります。救援の面白さがようやく分かってきました」と大町のメガネの奥の細い目をキラリと光らせた。

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