プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

吉田直喜

2024-12-11 16:40:49 | 日記
1989年


青山学院大 180㌢、70㌔、右右
スライダー、シュート等、変化球のキレで勝負する西崎タイプ。

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ポート

2024-12-11 15:45:01 | 日記
2003年
キャンプ直前、70人目の選手契約が完了した。「新しい土地で新しいチャレンジができると思うと、身が引き締まる。ポートのコメントは、来日を20日に控えて興奮を抑え切れないといった様子だ。エンゼルスに在籍した昨年は、中継ぎとしてプレーオフ進出に貢献。だが「エンゼルスとしてはワールドシリーズを制覇し、最高の年だったと思うが自分自身にとっては前年より登板数も減り満足できる年ではなかった」と振り返る。それだけに「日本では多くの登板チャンスをもらえるように頑張りたい」とジャパニーズ・ドリーム実現に闘志を燃やす。キャンプではいきなりの激突が待っている。先に契約を完了したウィリアムスとの一騎打ちだ。星野監督は広報を通じて「抑えの経験もあるのでキャンプ、オープン戦を見て、ポートとウィリアムスのどちらかに抑えの適性があるか判断したい」と予告した。メジャーではほとんどが中継ぎ登板だったが、2000年には3Aエドモントンで12セーブを挙げるなど、抑えとしての経験もある。ウィリアムスも昨年、3Aラスベガスで6勝28Sと活躍。クローザーを任されるだけの実績は十分だ。ポート自身は「メジャーでは中継ぎ、セットアップの仕事が多かったが、先発も抑えも経験がある。監督の期待にこたえることができるよう、どんな役割でもこなしていきたい」とまずはポジションにこだわらず、調整を進めていく。「昨年、エンゼルスがワールドチャンピオンになった過程で、前半から中盤にかけてはポートがかなり活躍した。球が速いしフォークも投げられる」と星野監督。ウィリアムスとポート、ともに抑えとしての資質ありと見ている。勝利の方程式確率は、し烈な守護神争いから始まる。


ルー・ポート投手(31)が16日、佐藤義則投手コーチの指導で、投球フォームを修正。踏み出す左足を1歩広げて重心を下げることにより、球速アップを目指す。「リリースポイントが前にくる。ボールに指がかかって、勢いが出たよ」1球1球確かめながら、ブルペンで投球練習したポートは、目からうろこが落ちた様子だった。ウィリアムスに後方からフォームチェックしてもらうほどの念の入れようだ。191㌢の長身から投げ下ろす速球は、「MAX150㌔」の触れ込みだった。しかし、あくまで最速の話だと、佐藤コーチは判断する。「常時90㍄前後(144、145㌔)くらいじゃないか?試合で常に150㌔が出ないと、球速150㌔とは言わないよ」ストッパー候補として、目指すは球速5㌔アップ。今キャンプで、新球のフォーク取得にも乗り出している新助っ人は、ウィリアムスとともに17日にフリー打撃に登板。20日の紅白戦で、実戦デビューする。

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ラドウィック

2024-12-11 13:08:51 | 日記
1999年
阪神の秋季練習が行われている西宮市の鳴尾浜球場で21日、テスト生として、マリーンズ傘下3Aカルガリーの右腕、エリック・ラドウィック投手(28)が参加した。速球投手のふれ込みにたがわず、ブルペンでは最高146㌔の速球を投げ込み、変化球のコントロールも上々。この日、ブルペンで約50球を投げた。「自分でも驚くほどデキが良かった」と話すように、ボールが低めに集まり、スライダー、カーブ、チェンジアップのコントロールもまずまず。最後の2球は146キロを計測し、「何でメジャーに上がれないんだ」と野村監督も問いただすほど。

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フリント

2024-12-11 13:02:27 | 日記
2001年
140㌔台の直球を中心にカーブ、チェンジアップ、スライダー、フォークを投げ分ける先発投手。台湾では俊国、兄弟でプレー。今季はメキシカンリーグ・サルティヨで13勝4敗、防御率2.68。家族は台湾時代に知り合ったシェリー夫人。


梨田監督が「今季6勝したエルビラ以上の実力は保証できる。久々の投球でこれだけ力強い球が投げられるなら楽しみ」と期待する左腕は異色の経歴の持ち主だ。プレーした国はアメリカ、オランダ、カナダ、台湾、メキシコと渡り歩いて日本が六か国目。台湾・俊国に在籍していた94年には年間200奪三振の台湾記録を樹立し、最多奪三振のタイトルを獲得。98年にはアメリカ独立リーグで最多奪三振。翌99年にはリーグ優勝に貢献し、今季はメキシカンリーグで13勝を挙げ最多勝投手となった。カナダ以外の四か国で最多奪三振三度、最多完投二度、最多勝一度と数々の栄誉に輝いた。

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カンバーランド

2024-12-11 12:51:25 | 日記
2000年
貴重な左腕として先発の座をミンチーと争う。さほど球速はないがスライダー、チェンジアップ、シンカーなど多彩な変化球を駆使して打たせて取る投球が持ち味。特にスライダーは低めへの制球がよく武器になりそう。

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ミラー

2024-12-11 11:48:22 | 日記
1999年
「期待以上だね」初マウンドをそう評した野村監督は、ミラーの好投で和らげた。2回を追う八回。2番手でマウンドに上がったミラーは、先頭前田を149㌔の直球で左飛に打ち取ると、続く町田、木村も150キロの直球で内野ゴロ。木村への初球はこの日最速の151キロをマークし、スタンドを沸かせた。続く九回も2三振を奪い、3人で片づけた。「きょうは直球とスライダーしか投げてない。チェンジアップとかも投げられる。それも見てほしい」とミラー。一時は6年ぶりの首位に立ちながら借金生活に逆戻りした阪神の救世主となれるか。

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ポート

2024-12-11 11:26:45 | 日記
2003年
サンフランシスコの霧が、はやる気持ちに、意地悪したのか。自宅のあるフェニックスから飛び立った飛行機は、経由地サンフランシスコの霧の影響で、オークランドに着陸。再びサンフランシスコから成田、伊丹へと到着した。約3時間遅れの午後8時前に新天地に降り立ったポートは「長い1日だったよ」と胸をなで下ろした。そんな右腕には、ウィリアムスとのストッパー争いが注目の的。だが、昨季Wシリーズを制したエンゼルスに所属していた右腕が掲げてきた目標は、もっとビッグだった。「個人的な2連覇をしたい。去年は米国でチャンピオンになれた。今年は日本で優勝して、連覇したいんだ」プレーオフ、Wシリーズでの登板はなかったとはいえ、シーズン中盤まで中継ぎとして貢献したV功労者。阪神・黒田正宏編成部長も、「大きな舞台を経験しているのが大きいよ」と、その経験に絶大な信頼を置く。最速150㌔の直球を生かすのは、カーブとスプリットフィンガーという2種類の落ちる変化球。「カーブは緩く大きく落ちるから、すごく落ちているように見えると思う」高速フォークともいえるスプリットで、打者をほんろうする。来日に備えて、1か月前から投球練習を開始。「2週間前からマウンドでも軽く投げてきた」と、2月に投球を開始する外国人が多い中、異例とも言える早さで仕上げてきた。来日前、代理人から入手したビデオで、日本球界を予習した。「巨人は優勝回数が一番多く、伝統あるチームなのは知っている。タイガースが、そのライバルだということもね」昨年、サンフランシスコを破って世界を制覇した男のターゲットは、海を渡っても同じGだ。


阪神の新助っ人右腕・ルー・ポート投手(31)も、神様からフォークボールの指導を受けた。ブルペンでの投球練習を中断し、握り方を確認。持ち味である角度の大きいフォークに加え、フワリと落ちる杉下フォークを伝授された。違いは握りの強さ。杉下臨時コーチは「力が入り過ぎているのでは」と指摘。ポートは「以前、緩めに握っていたことがあるが、そうすると揺れて落ちる。自分としては強く握って速く落ちる方が一番いいと思っていた」と説明した。自分なりの考えで修得した自信の球種ではあったが、相手は神様。もちろん来日するまで杉下氏の名前は知らなかったが「すごいフォークを投げた投手だと聞いている」と敬意を表し、その話にじっくり聞き入った。昨夜、ムーアに手伝ってもらい「ふだんはいつもこんな感じだから」とバリカンでほとんど丸刈りになるぐらい刈り上げた。気合も十分。「抑えとして必要な球」と認識するフォークを2種類兼ね備えれば、ウィリアムスと争う守護神の座もグッと近づく。


杉下コーチはボールを握らせ、二言三言伝えた。それを聞いたポートが、再び投げ込みを開始する。すると、右腕から放たれたフォークは妖しい軌道で曲がり落ちた。周囲がどよめく中、2人はガッチリと手を握り合った。このフォークの秘密は「縫い目の使い方」に隠されていた。「ポートのフォークは、人さし指と中指の両方を縫い目に掛けるんだ。佐々木のフォークは、人さし指だけを縫い目に掛ける。そうすると、シュート気味に落ちるんだよ。最後の球はよく落ちたね」付きっきりでポートを指導した杉下氏は、目を細めた。ポートが得意とする高速フォークに、横の変化はない。しかしその上に、この「大魔神フォーク」を習得すれば、投球の幅は大きく広がる。この日、66球を投げ込んだポート。ハイペースでの仕上げが続くが「アメリカではブルペンに入っている時期だからね」と、気にする様子はない。そして、新たに習得した新フォーク。「手ごたえはあった。これから参考にするよ」トラの助っ人右腕が投げる2種類のフォークが、セ界に猛威を振るう。


左腕ウィリアムスと守護神の座を争うが、20日の紅白戦では得意のフォークで三振を奪うなど、1回を三者凡退に抑え、2失点のライバルに差を付けた。


剛球が売りでもあったポート。この日のMAXは寒さもあってか143㌔にとどまったが、随所にメジャーで実績を残した片りんを見せた。最初の打者・狩野には直球2球で2-0と追い込んで、今キャンプで取り組んでいるフォークで3球三振。フォーク自体は高く浮いたが、捕手・浅井と「高めの真っすぐで追い込んでからフォーク」という打ち合わせどおりの結果。狩野は「抜けたフォークと思いますが、今まで見たことのない球でした」と振り返った。続く田中聡を中飛、そして上坂を遊ゴロと片付けた。あっさりだったがゆえに、潜在能力が際立った。常時150㌔をマークできるよう、ステップを広げるフォームに改造中だが、この日は「できつつあるね」(佐藤投手コーチ)と、こちらも順調に進んでいる。

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曹竣揚

2024-12-11 11:26:18 | 日記
2000年
プロ1年目でいきなりノーヒットノーランを達成した台湾の逸材です。150㌔を超える直球と切れのいいスライダーにフォーク。ストッパーとして、郭源治を彷彿させます。今後投球術を身に付けれ期待大。

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窪田淳

2024-12-11 09:24:53 | 日記
1999年
今年の帝京大は「エース不在」と言われていた。全日本も経験した大車輪の活躍をした愛敬ら、リーグ戦経験者がゴッソリ卒業したからだ。愛敬がずっと着けていたエースナンバー「18」は当然ながら空き番となった。帝京大での背番号の選択は、本人の意思が尊重されている。だが、窪田はあえて「18」を選ぶ。「エースナンバーに恥じない投球をしなければいけない」ラストイヤーに期する思いから、自ら重圧のかかる状況に飛び込んだのだった。1月に藤川正博新監督が就任し、投手陣は全員横並びのスタートを切った。「エース不在」を打開しようと、投手出身の藤川監督による懸命の育成が始まる。「シャドーピッチング、一日千回」、そして「フォークの練習」が投手全員に義務づけられた。窪田も目の色を変えて取り組んだ結果、フォームが固まり、フォーク習得で投球の幅も広がる。さらに、大きな課題だった制球難も克服された。窪田のひたむきな姿勢と、140㌔を超える力のあるボールに惚れ込んだ藤川監督は、オープン戦でチャンスを与えた。春のリーグ開幕直前の東京ガス戦では、敗戦投手ながら2安打完投。藤川監督も窪田に信頼を寄せ、満を持して開幕投手に指名したのである。新エース誕生の効果でチームは3位に躍進、窪田は4勝(うち完投3)を挙げた。実績のなかった男が、エースナンバー「18」を背負い、背番号に恥じぬ成績を残したのだった。


145㌔の速球とスライダーが武器。市銚子高時代、広島・長谷川の控え。


「強気」を座右の銘に掲げた窪田が、江藤、清原切りを宣言。「内を突くのが僕の持ち味。たとえ誰に文句を言われても、怖くはない。決め球のシュートを生かしたい」と真っ向から勝負を挑む決意。「江藤さん、清原さんにもどんどん内角に投げます」と、打倒巨人に向けてキバを向いた。


2000年


わずか2イニングで、無名の新人右腕・窪田が有望な若手へと変身した。四回、先発・杉山の後を受けてマウンドへと向かった。先頭のバトルは、ドン詰まりの二飛。八木に中越え二塁打を浴びたが、後続を断って零封スタート。圧巻は、五回の投球だ。高波を二飛に打ち取ったあと、吉本は空振り三振。続く坪井は見逃し三振に斬ってとった。ボールゾーンから外角いっぱいに決まった得意のスライダー。阪神の誇る安打製造機は、バットを一瞬、ピクリと動かすことしかできなかった。華々しい球歴の持ち主ではない。市銚子高時代は広島・長谷川の控えだった。大学でも初登板は四年生春と遅咲き。しかしここからの急成長を遂げ秋にはMAX145㌔をマークし、阪神のスカウトの目に留まった。偵察に訪れていたヤクルト・片岡スコアラーも、この日の最大の発見として、この好投を挙げた。「全体的に力強い。変化球がいいね。拾いものじゃないか」と驚きの色を隠さない。八木沢投手コーチも「力のある球だった。一度じゃなくて、何回も見たい。オープン戦で投げさせても面白いね」と高い評価を下した。「ストレートはまだ早くなると思う。145㌔は常時出せるようにしたいですね。目標は開幕一軍。まず一軍の試合に出ないと。そこからが勝負です」と力強く言い切った。


坪井が窪田の実力を認めた。五回の第三打席。カウント2-2からのスライダーに見逃し三振に倒れた。「スライダーが切れていた。真っすぐより、変化球がいいんじゃないですか。球がキレていたから見逃してしまった。新人らしからぬ球を投げますよ」紅白戦では過去2試合、2安打していた好調男も素直に脱帽した。

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ラミレズ

2024-12-11 08:51:51 | 日記
2000年
ハンセルに続いてマウンドに上がったのが、左腕の新外国人ラミレズ。八木、今岡、タラスコに対して61球。そのうち安打性の打球は5本と初登板はまずまずの内容。左の中込。見た目以上に打ちづらいのが、右打者に内角に入って来る真っスラだ。バットをヘシ折られた八木も「真っスラで入って来るから、右バッターに厄介な球だよ」と、思わず苦笑した。ブルペン以外で初めて上がった日本のマウンド。軟らかい土質と少ない傾斜に「慣れる必要がある」とラミレズは課題を口にしたが「チェンジアップ、カーブ、シンカーも投げたけど、真っすぐのコントロールがピッチャーには大事。外角、内角、真ん中と投げ込んでみたんだ」とひとまず納得。威圧感は薄いものの、まずは実戦派ぶりをアピールした。


来日初の実戦マウンドとなるラミレズが紅組先発で2回を1安打無失点に抑えた。ブルペンとは見違えるほどキレがあった。「実戦向きだね」八木沢投手コーチも太鼓判を押した。外国人投手3人の中でただ一人、首脳陣も評価しかねていたラミレズが初登板で結果を残した。1回、いきなり先頭打者の和田を微妙に変化する球で一飛に仕留めると、二回には広沢から内角をえぐるカーブで三振を奪い、最後は直球で吉田浩のバットをへし折った。「カーブやスライダーは右打者の内角を攻めるのに有効。外へはチェンジアップ。一方、左打者対策にいいのが内角に突く直球だよ」腕の振りも上からと横手気味の2種類ある。


雨が降りしきる天候と同様、阪神で先発した新外国人投手、ラミレズがお寒いピッチングを展開してしまった。「ボールとストライクがはっきりしていた」とラミレズ。バッテリーを組んだ矢野も「ボール、ボールと先行しては、ね」と渋い顔。期待のラミレズがこの調子では、野村監督も「難しいね、ランナーがいると、ひやひやする」と機嫌が悪くなるのも当然のこと。ラミレズは「きょうはシンカーを投げていないしね」と余裕の表情だったが、ハンセル、ミラーとともに争う外国人投手枠の兼ね合いもある。


打たせて取る実戦派タイプ。多彩な変化球だけでなく、左腕の角度をオーバー、スリークォーターと使い分ける変幻自在投法で、微妙なテクニックを隠し持っている。制球力、威圧感に少々かけるが、実戦を経験すれば大化けの期待もかかる。


ストレートはMAXでも144㌔程度。といってもコントロールが特にいいわけでもありません。ただ、スライダーとチェンジアップを中心とした変化球は多彩です。メイに代わる左の先発とのこと。ロングリリーフが限界でしょうかね。

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