プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

倉内顕

2015-02-17 20:17:40 | 日記
1959年

西鉄ライオンズでは四日午後一時より福岡市天神町の同球団事務所で高知商高の倉内顕外野手(19)=右投右打=と正式契約を完了した旨、西社長から発表された。同選手は三十四年春の選抜、同年夏の大会を含む過去四回甲子園に出場、常に四番打者、チームの主軸として平均三割の打率をあげ、早くからプロ全球団の注目するところとなっていた。なかでも広島、中日、巨人の勧誘は辛らつをきわめたが、本人の一貫した西鉄入りの希望はかわらず、十月下旬には西鉄入りがほぼきまっていた。身長1㍍78、体重75㌔の恵まれた体格の持主で、その好打ぶりは最近二十試合でも4本の本塁打を含む三割七分の打率を記録、加えて百㍍に12秒5の快脚の持主だけに、その活躍が期待される。

倉内選手の話 いろいろな球団からお誘いをうけましたが、私は最初から若い選手が多く活発なチームとして西鉄にあこがれていましたし、これが実現できて本当にうれしく思っています。有名な人が多いので非常に威圧を感じていますが、早くみなさんに可愛がっていただけるようになりたいと思っています。そして尊敬する中西さんを目標に一生懸命がんばるつもりです。

川崎監督の話 倉内君はうちの数少ない新入団野手の中で逸材です。大下君が引退し、碩次君の力が弱ってきた現在、来シーズンこの倉内君の活躍を非常に期待しています。また彼は私の期待に応えてくれるだけの力を十分持っていますので、本人の努力次第では外野陣の一角に食い込んでいくのではないでしょうか。実は私は今年の春に山崎君を見に行ったときに倉内君のずばぬけた打撃をみてそのころから欲しいと思っていました。

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