想い出のメロディー

2001年08月11日 | テレビ

夜7時半から、
NHKの「想い出のメロディー」を観た。
今日で番組は33回目なのだが、
いままで観たことがなかった。
私には関係ないものだと思っていた。

1曲目は、園まりの「逢いたくて逢いたくて」だった。
この曲は中学生のとき、
ブラスバンドでよく演奏させられた。
(顧問の先生は、軍歌と歌謡曲が好きだった。
 なんであの先生が顧問なんだ、
 と私は疑ったほど、音楽的素養のない人だった。
 ですから私、軍歌のメロディーはかなり知ってます)
そのとき使っていた吹奏楽のアレンジが、
サビの部分のメロディーはトロンボーンだった。
これを吹いていた頃、
歌詞の気持ちが分かっていなかった。
現在ならもっと感情を込めて吹けたのに…。
次が、中村晃子の「虹色の湖」。
私が中3のときに好きだった女の子が、
中村晃子に似ていた。
私は彼女の写真を持ってなかったので、
雑誌から切り取った中村晃子の写真を
文庫本に挟んでいた。
なんてことを思い出した。
いくつかとんで、「春なのに」が歌われた。
中島みゆきの歌が“想い出のメロディー”なのです。
「涙をふいて」「大阪で生まれた女」には、
涙が止まらなくなってしまった。
この2曲は、30歳前後によくカラオケでうたった。
息子たちはまだ小さく、
私は家族を食べさせていくために、
必死になって(?)仕事をしていた。
その頃を思い出してしまったのです。

こういうふうに書いていくと、キリがない。
1曲1曲に想い出があります。
これまで縁のないと思っていた「想い出のメロディー」が、
私のための番組だったということを知ってしまった。
これはよろこんでいいのか、
かなしんでいいのか。
酒はうまかったのだが…。

コメント
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