1日3枚以上

2001年08月30日 | 家族

今夜の「にんげんゆうゆう」は、
「作家・眉村卓〝がんの妻のため書き続ける〟」だった。
平成9年、奥さんががんで入院した。
「病気になった妻のために、自分は何ができるだろう」
と、眉村卓は考えた。
「自分は書くことしかできない。
 毎日ショートショートを書いて読ませよう」
それから毎日、1日3枚以上書いて、
奥さんに読ませているそうです。
これまで1500ぐらい書いた。
ということは、1500日書いてきたことになる。
それらは、「日課 1日3枚以上」
という名前で自費出版している。
かなりの冊数だった。
これはすごいことをしているな、と私は感心した。
毎日書くために、
アイディアを書く手帳をいつも持っていて、
いろんなことをメモしている、といっていた。
書くことがなく、苦しいときもあるが、続けている。
「書かしてもらう権利」
「暮らしの一部、常態」
といっていた。
私も眉村卓のこの言葉を自分のものとして、
「九想話」を書いていこう。

奥さんは読むと、
それなりの感想をいってくれるそうです。
面白いとか、よくないとか、
いい夫婦関係だな。
うちなんか、女房は「九想話」を読んでくれない。
読まないことをいいことに、
女房の悪口書いてます。

コメント
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