喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



久しぶりの3世代旅行は、これまでの旅行の中でもトップクラスの大雨ではないかという状況でスタート。朝は実家の方ではまだ降っていないけど、既に新潟では降り続けているし、今日は太陽を見ることはないだろうな。でもいいんです、たまたま今日は全てインドアの観光地なのでね。元々佐渡ヶ島に行きたいということで旅程を組んでいるので、メインの佐渡ヶ島(2日目からを予定)までに雨が止んでくれることを祈ります。


プロローグ(6:22 セブン発)


昨日のうちに実家に移動しておいたおかげで、ゆっくり寝れました。帰りに実家に寄って帰る分だけ遅くなるけど、やはり初日の朝に余裕があるのは助かります。出発前にみかんと金柑がどうなっているか気になって畑に見に行くりっくん。蚊に刺されないよう気を付けて!



例のごとく朝ご飯はコンビニで調達。なんだかずいぶん時間がかかったな。前日のうちにコンビニで買っておくのがよいかもしれない。



新潟に行くのは実に10年振りで八海山以来か!約10kmの関越トンネルも超久しぶり!ここを通り抜けると大雨かねぇ。。全体を通じて片側通行が多い関越道なのであった(6か所くらいあったぞ。。)。…で、いきなり大雨になることはなかったのだが、やはり新潟市内に近づくにつれ雨脚は強まっていった。。

最初の目的地は日本海マリンピア。新潟で一番の水族館ですね。



①日本海マリンピア(9:10-11:40)


駐車場から降りるだけでびしょびしょになるくらい降ってます^^;これは序の口で昼につれて激しい雨になってくる予報なので恐ろしい。日本海マリンピアでは、JAF会員で20%オフになり1500円のところ1200円で入場できた。これはお得だったな。



きれいなサンゴがお出迎え。新潟の海は透明度が高くきれいだから実際こんな光景が広がっているんでしょうか?



序盤は見ていて勉強になる内容が多かったのでじっくり解説を読みながら進んでいたらみんな先に行ってしまった。深海の定義は200メートルより深いところなのか。海面の0.1%の光の世界なんだとか。リュウグウノツカイはそんなところに住んでいるんだな。





広い水族館で、ゆっくり解説を見ていたから前に追いつくのが大変だったw海中トンネルあり、大水槽ありとさすがは新潟で一番大きな水族館でした。これで1200円はかなりお得だと思います。



ウニのタッチプール。ウニの棘は意外とグラグラしているので痛い!とはなりませんね。





魚だけでなく、海洋生物としてビーバーやアザラシもいます。アザラシの餌付けタイムは、雨のせいで飼育員さんの声があまり聞こえず、ただただ魚を食べるアザラシを見るだけでした^^;丸呑みですよね、味とか感じるのかな?



その流れでイルカショーへ。スタートまで時間があるから、ペンギンでも見てくるか。



ペンギン広場は傘を差していかないといけなかったので、水たまりを通って靴が濡れてしまった。ペンギンは雨に打たれながらポケ~っとしていて気持ちよさそうでしたけどね。



ペンギン広場から戻ると、結構イルカショーの観客が集まっていました。まぁ今日の天気だったら水族館に人は集まりますよね。開演までまっていたら、上から鳥の糞が!風も強いから、こっちに飛んでこないかちょっと心配なんですけど。。





で、程なくしてイルカショーが開演。イルカが大きいからか結構観客席まで水が跳ねて、前から2席目くらいまでは濡れそうでした。この雨でもイルカには特に影響はないみたいです。5頭のイルカが飛んだり、イルカの声を拡声器で拡大して聞いたり、ごくごく一般的な内容と思いますが、久しぶりにイルカショーを見て楽しめました。



気づくともう2時間いるのか。帰りにお土産を見て、イルカの人形を購入。振り返ると今回の旅行では行先でほぼお土産を買っていたような気がする。。ばあちゃんも買ってあげると甘いからなぁ。

お次は過去の新潟旅行の時に行けなかった、新潟ふるさと村へ。



②新潟ふるさと村(12:10-14:35)


さらに雨が強くなってきました。でもここは歩道に屋根があるのでありがたい!ところどころにある水たまりを避けてまずは昼食にしようかな。

昼食 新潟黄金食堂(12:20-13:05)


さすがにこの雨だからか混雑はしていなく、スムーズに入れてよかった。ローストビーフ丼+へぎそばセットが1580円となかなか魅力的だったが、せっかくだから海鮮丼+へぎそばセットにしてみるか。



と思ったらこれが大失敗!海鮮丼といいながら、ネタが、蒸しえび、タマゴ、貝モノ、イカ、サーモン、カツオ?とイマイチ過ぎる!一方、おいしそうなローストビーフ丼!これはローストビーフ丼を選べばよかった!ちなみにりっくんはサーモンいくら丼を頼んで一人で食べきりました。いつも残すりっくんにしては随分食べたな。すごい!



そのまま物産館で買い物。やっぱり新潟だから日本酒!ということで父は地酒漁り。宿で飲むための一本を購入してご満悦です。新潟らしく水槽では錦鯉が泳いでいます。コメ不足が話題になっているが、さすがに米の王国新潟ならコメ不足なんてないかな?と思ったら5kgで3000円とか、やっぱりかなり値段は高かったですね。



お次にファイブワン いいね新潟館へ。こちらでは新潟の冬の暮らしや、大正~昭和時代を再現した生活が展示されています。全般的に面白くここに来たらおすすめの場所です。



1Fは飲食と、作品の展示がメイン。ノッポの外国人の着ぐるみが話しかけてきて、これがフレンドリーで面白い。普通に新潟の旅行の話をしていましたw



3Fまでエレベーターで昇ってそこから降りてくるのですが、ここからが面白いです。





まずは、明治から大正にかけての民家を再現した”雪国の暮らし”。ゲーム漬けになっている陽菜とりっくんに、こういう時代に産まれてきたらゲームなんかないんだからな!というと「無理~!」と。まぁ、私も無理~となるかもしれませんけどね。





見どころの1つ、降雪機。まだ気温が高いからか、速攻で融けてみぞれみたいになっていますが、地面には雪が溜っていて面白いです。子供は降雪機の下に立って随分濡れていましたが、それは寒すぎじゃないか??





続いて大正~昭和の暮らし。「大正・モダニズムの街並み」と、昭和初期からの生活を物語風に表現したジオラマが面白かったです。やっぱり戦争後に一気に変わった感じですね。戦後の高度成長期はやはり今の生活の礎になっていて、すごい時代だったんだろうなと改めて思わされます。



新潟のNo.1のパネル。へぇ、新幹線の停車駅数、チューリップの切り花、金属洋食器の出荷数が1位というのは意外だなと思いました。米菓子の出荷No.1はやはり亀田製菓ですかね、この後せんべい工場に行きたいと思います。



アンテナショップで、一休み。土日限定の生クリームサンドが甘さ控えめでおいしかったみたいです。自分が食べたのは「おこめぜんざい」ぜんざいとおかゆを混ぜたような感じで、結構イケました。村上市のアイス屋さんから取り寄せた抹茶アイスがおすすめだそうで、さすがおすすめだけあって濃厚でクリーミーでおいしかったです。さっきのお昼ご飯からそんなに経っていない中での甘味で満腹満足。

では、ここからせんべい王国に向かいます。ここまで相変わらずの大雨で輪島では災害レベルの警報が出されていますが、新潟では少し雨が弱まってくるのでした。



③新潟せんべい王国 (15:05-15:40)


14年ぶりの来訪。前回来たときは工場見学や解説なんかも聞けて楽しくせんべいを買い物したり食べたりできた記憶があるが、現在はせんべい工場の方は、せんべい焼き体験のみになっているようです。せんべい焼き体験は1800円だし時間も見込んでいなかったので、買い物だけしていこうかな。



ショップは別館になります。たくさんの品が売っているし、軽食が食べられるカフェもある。観光客も多いし、こういうところが米菓子No.1に大きく貢献しているんだろうなぁ。



自分はふるさと村でスイーツは食べてきたから食欲もないが、りっくんが食べていないというのでカフェでソフトクリームを買ってやった。せんべいとソフトクリームって意外と相性がいいかも(塩味と甘味が)



母と妻は結構せんべいを買っていたみたいだな。家で焼くせんべいも。せんべい焼き体験、これでできるじゃん!バーベキューの時とかにやってみるかな。ありがたいことに、せんべい王国を出るころには雨が大分止んできた、弱まっているうちに今日の観光を完了させよう。



④福島潟(16:05-17:00)


こちらも14年ぶり2回目の来訪。ここで外観を見て、陽菜が「高いところにはいきたくない!」と言い張るのと、りっくんもそこに託けて行きたくない!という。こやつら、どうせゲームでもしているんだろうな。嫌々いいながら連れて行くのも大変なので、ここは父母と自分で観光することに。



3階までは無料だが、4階から有料ゾーンになります。でも4階以上の方が景色も良いし、展示内容も充実しているので有料ゾーンは行った方がいいですね。JAF割で100円引きになります。前回来たときは新潟水俣病に関する歴史などが展示されていた記憶があるが、だいぶ展示内容が変わっていたような。



シアタールームでは、周辺の自然が定期的に上映されているのと、福島潟に設置された定点カメラを操作して間接的にバードウォッチングができる。ただこの雨ではほとんど鳥もいなかったな。



話題になったのが、小エビの展示。周辺の生き物の展示の一環だったと思うが、これが非常にリアルで、「これは本物なんじゃないか?」と思わずにはいられなかった。実際は密閉された箱の中にいるので作り物であることは間違いないと思うんだけどな。オニバスも、こんなごついハスがリアルに生息しているのかと驚かされた。



らせん状に登っていくと会議室のようなスペースが。ここで講演会とかいいですね、景色もよさそうだし。





雨も大分弱まっているし、風もないので屋上にも行ってみます。天気が悪くてもいい景色でした。やっぱり福島潟は広いですね。季節によっては花がきれいだと思うし、夕焼けなんかも楽しめると思います。





屋上からの様々な景色。じっくり展示を見ていたからか戻る頃には、閉館のアナウンスが流れていました。こう見学を終えてみると、自分が記憶にある水俣病の情報が展示されていた場所は別の観光地だったんだろうか。

今日の観光地はこれで終了。ホテルは素泊まりにしているので、風呂と夕食は済ませていきます。まずは温泉。念願の月岡温泉がすぐ近くにあるので、そちら入ってきたいと思います!



⑤月岡温泉共同浴場「美人の泉」(17:20-18:20)


月岡温泉はあまり公衆浴場がなく、ざっと調べた感じここくらいでしょうか。エメラルドグリーンの硫黄泉が特徴で、自分もエメラルドグリーン色の温泉というのは初めてでした。りっくんが入れるくらいの温度(40℃くらい)で大人にはもう少し熱い方がいいかもしれないけど、肌はスベスベになるし、いかにも温泉という臭いでよかったです。窓を閉め切りにすると有毒とのことで、「開けっ放しにしてください」という注意書きもありました。



休憩室も充実していて、奥の方に2室くらいありました。天候が悪いからか、意外にも空いていて大広間を1つ貸し切り状態で休憩出来てよかったです。普段は混んでいて、イモ洗い状態になることもあるようなので、タイミングがよかったんだと思います。(温泉自体も自分ら以外は2~3人くらいしかいなかった。)


夕食:麺屋しゃがら(18:55-19:40)


夕食はラーメン屋へ。新潟はラーメン屋も多いし、昼間に別の系列店舗で大盛10円、特盛20円という看板を見て気になっていた店がたまたまあったので、勢いで入ってしまった感じw



しょうゆ系は背脂たっぷりだけど、食べてみると意外とあっさり。味噌系はコクのあるスープに、ピリッとした辛さが合わさってどちらもおいしかったな。どちらも麺が太くて、食べ応えありました。陽菜はあまりお腹が空いていないのか卵かけごはん。自分はさすがに特盛まではやめておいて、大盛+餃子で大満足でした。



地場のスーパーで明日の朝食を買っていきます。ホテルの近くにもコンビニはあるが、また雨が強くなる可能性を考えると、買っていった方が楽だし、スーパーなら地元の食材を使ったものもあるかなと期待を込めて。で、結局自分は納豆巻を買ったという。。笹団子が半額で売っていたので買ってみたが、後から食べてみるとちょっと固くて期待外れだったという。。。やっぱり柔らかいのがいいです。



⑥アーバネックスイン新潟(20:40チェックイン)


遅くなったがようやくホテル到着。駐車場が道を挟んで向かい側にあるということで荷物を置いて、自分は駐車場に停めてきた。道路が特殊なコーディングをされているのか、ハンドルを切るときにギュギュっと音が鳴ってびっくりしたな。駅前のビジネスホテルで結構こじんまりとしたところだが、この9月3連休でも一人6300円という超安価なのはありがたい!





今回初の試みなのが、ホテルの部屋の都合上2名×3部屋という形での予約。部屋割りが難しいところだが、無難に父母ペア、妻陽菜ペア、自分とりっくんペアとした。りっくんはママがいいってずっと言っていたから不服だったろうが、これが一番収まりがいいだろう。部屋のレイアウトはちょっとずつ違っていて、それぞれの部屋探検もおもしろかった。

部屋でテレビを見て、父の買ってきた日本酒を分けてもらって飲んで、持ってきたPCでちょこっと明日の予定を調べて。。と、たいしたことはしていないが、到着が遅かったからあっという間に寝る時間になったな。



駅前ということもあって、夜景スポットもあるのだが、さすがに疲れていたのと、雨が降ってきてしまったので今日は止めておくとしよう。明日はいよいよ旅行の核心部である佐渡ヶ島に入っていきます。午前中まではまた大雨になる予報だが、午後は天気が急速に回復してくるので何とか佐渡ヶ島を傘なしで回れると良いのだが、、、

あと気になるのが能登半島の水害。元旦の地震についで、今回も氾濫して行方不明者が多く出ている状況。能登で雨を降らした雲が、佐渡ヶ島の方にもやってくるわけだから我々も油断できないが、能登はなんという災難だろう。たとえ雨がやんでも土砂崩れなどリスクは高いから気を付けて観光しないとな。


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