レンコンの部屋

日常の感じた事など

一日一日

2015-02-11 19:50:41 | 日記
仕事に復帰して二日。

たった二日ですが、私にとってはすごく長くて、意味が深かった。

初日から、仲間の暖かさに出合い、そして、私がいない間に起こった色々なトラブルに関して、意見を求められ

そして、スタッフもストレスでかなり精神的に辛くなって来ているということで

業務分担で考慮したり、話を聞いたり、声をかけたり

自分の事は、さておき、まずは病棟のスタッフがつぶれてしまわないように

基本的に明るくて、ムードメーカーって言われてきたので

少しでもみんなが前向きでやって行けるように考えて過ごしました

勿論、患者さんに関しても、死を意識しながら、一日一日を生きている

接する時は緊張します、今まで以上に


私たちは、自分の今の精神状態を患者さんや家族にはまず言いません

私は母を亡くしたばかりです、なんて言いません

だけど、私は亡くしたばかりで気持ちがとても繊細になっているから

きっと、今まで以上に話を聞くときもいつもよりうなずきが大きかったり、表情もやさしかったりしているかもしれません


母を看取った家族として、一番理解できる人だと思います

安らかに逝っても、家族は後悔する。もっと何かできたかもって・・・

そんなものです、一生懸命ってことは・・・


こうして毎日仕事にいくことで、きっと私は心を癒され、自分の事として考えたりして、時が過ぎて行くんだと思います

本当にありがたいです

患者さん、ご家族に、そして、職場の仲間に支えられていられるんだと感謝しています

この仕事をしていて、本当によかった!!