レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ロード・オブ・モンスターズ 怪獣大決闘

2023年09月28日 18時58分32秒 | 怪獣/モンスター

「ロード・オブ・モンスターズ 怪獣大決闘」
原題:APE VS. MECHA APE
2023年 アメリカ 84分
■監督:
 マーク・ゴットリーブ
■出演:
 トム・アーノルド
 アンナ・テルファー
 リサ・リー
 ジャック・ピアソン

●あらすじ
怪獣の王と究極のメカ兵器の戦いを描いたSF怪獣アクション。
宇宙物質の影響で巨大化した類人猿型怪獣・エイブラハムがワシントンを破壊する。
その力に注目したアメリカ軍は極秘で類人猿型AI兵器・メカエイプを開発するが、
テロリストに奪われてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
三度登場したアサイラムの「ロード・オブ・モンスターズ」シリーズ!
冒頭で暴れるコングもどきの巨大猿怪獣を、5人しか居ない軍隊が攻撃すると
ゴリラの皮が剥がれて中からメカエイプが登場すると言う
1974年の「ゴジラ対メカゴジラ」のパクリ!
メカのキング・コングと言えば、名作「キングコングの逆襲」のメカニコングですが
それにしても本作は何故メカコングなんだろう?
パクリ元である「ゴジラVSコング」の続編にメカニコングでも登場するのかな?
まあそれはさておき、流石にこんだけ作っているせいなのか、怪獣のCG描写は中々の出来栄え。
コングならぬエイプとメカエイプの戦いもきちんと描かれているし、
女性科学者がビルの屋上からメカエイプの背中にジャンプして身体の中に潜り込み、
パソコンで何とかしようとするトンデモ描写もあるわと、結構楽しませてもらった。
ストーリーの方は前作とは何の関係もないんだろうなと思うんだけど
何となく前作から繋がっているような感じもあるし、不思議な感じ。
まあこのシリーズが好きな人であれば、文句なくオススメできる作品である。
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魔の谷

2023年08月22日 19時52分12秒 | 怪獣/モンスター

「魔の谷」
原題:BEAST FROM HAUNTED CAVE
1959年 アメリカ 64分
■監督:
 モンテ・ヘルマン
■出演:
 マイケル・フォレスト
 シーラ・キャロル
 フランク・ウォルフ
 リチャード・シナトラ

●あらすじ
アメリカン・ニューシネマの傑作『断絶』のモンテ・ヘルマン監督が、
ロジャー・コーマンの下で撮り上げた初監督作。
炭坑夫たちの給料を強奪したギャング団はスキー客を装い逃亡。
廃坑に盗んだ金を隠すが、そこにはモンスターが潜んでいた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ロジャー・コーマンの功績の一つである、プロデュース業の一環としての作品。
ギャング団が山奥に逃げ込むサスペンスなストーリーに
当時は何でも怪物を絡めろとコーマンが指示していたので、そのせいか分からないが
幽霊みたいな蜘蛛怪物が出てきて人を襲う。
まあモンスター映画として観たら全然なんだが、悪党たちと山男のサスペンス劇は割と良くて
ドラマ部分がしっかしていると全体的に締まるねと言える佳作といったところの一本。
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キング・オブ・コング・アイランド

2023年04月15日 11時57分37秒 | 怪獣/モンスター

「キング・オブ・コング・アイランド」
原題:EVA, LA VENERE SELVAGGIA
1968年 イタリア 84分
■監督:
 ロバート・モリス
■出演:
 ブラッド・ハリス
 エスメラルダ・バロス
 マーク・ローレンス

●あらすじ
アフリカのジャングルの奥深くで、強化学者がゴリラの脳に無線制御装置を埋め込み、
殺人奴隷に変えるという不吉な実験を行っている。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
全ての怪獣映画の中で一番好きな映画は何?
と聞かれたら、1933年版の「キング・コング」であると即答するくらいキング・コング好きな私。
当然ゴリラが大きくなって暴れるだけの「キング・コング」の亜流映画も大好きである。
本作は存在自体知らなかったが、「キング・コング」みたいなビジュアルのジャケ写と
「キング・オブ・コング・アイランド」と言う、大作映画のパチモンみたいなタイトルは一発で惹かれてしまった。
で実際観てみたのだが、結構観るのがシンドイ出来だった。
出てくるのは別にキング・コングみたいなサイズじゃなくて普通のゴリラ。
そのゴリラの脳にリモコン装置付けて操ろうみたいな話なので、
どちらかと言うと「キング・コング」じゃなくて「獣人ゴリラ男」の方が話は近い。
(「獣人ゴリラ男」はプロレスラーの身体にゴリラの脳みそを移植する映画だったが)
それでいて肝心のゴリラはほとんど登場しない。
あとは退屈な人間ドラマが続くだけと言う、どちらと言うと当時の出来の悪いTVムービーな感じだった。
だが直接は見せないが、長い髪で裸の胸を隠すとか、グラマーな女性を下着姿にしたり等の
PCエンジン・レベルのエロ要素を、話に関係ないのに混ぜてくるのは、いかにもイタリア映画っぽいなと思いましたね。
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クリッター4/ファイナル・ウォーズ

2023年03月10日 16時45分01秒 | 怪獣/モンスター

「クリッター4/ファイナル・ウォーズ」
原題:CRITTERS 4: THEY'RE INVADING YOUR SPACE
1992年 アメリカ 94分
■監督:
 ルパート・ハーヴェイ
■出演:
 ドン・オッパー
 マルティーヌ・ベズウィック
 ブラッド・ドゥーリフ
 テレンス・マン

●あらすじ
92年、倒壊したアパートを探索していたチャーリーに、宇宙の親友・アグからレーザー映像が届く。
クリッターが保護生物に指定されたので種の保存のため卵を回収しろと言うのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「クリッター3」と同時に作られたパート4。
予算は1、2より大幅に削減されているだろうが、むしろ1、2より面白いと感じた。
登場するクリッターの数も少ないし、クリッターの変化や色んな技も無いんだけど
むしろそのこじんまりとした作りの方が、この「クリッター」シリーズには向いている感がある。
本作は舞台が宇宙船の中に限定しており、その中でクリッターに襲われると言う設定は
まんま「エイリアン」なんだけど、所々B級な内容に変更しているのが、
いかにもこのシリーズっぽいなと思い、雰囲気にあってて良いなと感じた。
1から皆勤賞のチャーリーも最後はちょっと格好良い成長ぶりを見せてくれ、ちょっとグッとくる。
まあラストのオチは別に無くてもいいと思うけど、シリーズとしてきちんと完結したのは良かった。
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空飛ぶ翼蛇

2023年03月06日 12時25分19秒 | 怪獣/モンスター

「空飛ぶ翼蛇」
原題:THE FLYING SERPENT
1946年 アメリカ 59分
■監督:
 サム・ニューフィールド
■出演:
 ジョージ・ザッコ
 ラルフ・ルイス
 ホープ・クレイマー

●あらすじ
アステカの皇帝モンテズマの古代財宝を発見した狂気の考古学者は、
財宝の守護者である空飛ぶ爬虫類の怪物ケツァルコアトルを使って、
その秘密を探るために近づく者を殺していく。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
かなり古い映画ではあるが、結構面白かったよ。
怪物ケツァルコアトルが序盤から出し惜しみなく登場してくれるし、
特撮シーンも多いのでそれだけでも結構楽しめる。
反面ドラマ部分が同じような展開がループする作りは退屈になるが
全体の上映時間が短いので、気付いたら終わっているくらいだろう。
そう言えばケツァルコアトルと言えば、本作のように古代アステカとかの蛇神様って印象だが
先日観た「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」にも出てきたんだよね。
その姿はどう見てもプテラノドンぽかったけど、そういうのも居たんだね。
最近は新種の恐竜と言うか、子供の頃読んだ恐竜の本には載っていなかった恐竜も多いよね。
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