レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ダイハード4.0

2008年11月03日 13時16分28秒 | アクション

「ダイハード4.0」
原題:Die Hard 4.0
2007年 米 129分
■監督:
 レン・ワイズマン
■出演:
 ブルース・ウィリス

●あらすじ
ブルース・ウィリス主演の大ヒット・シリーズ12年ぶりの続編となるサスペンス・アクション。
デジタル制御された全米のインフラ機能を襲うサイバー・テロの脅威にジョン・マクレーンが立ち上がる。
独立記念日の前夜。
全米のインフラを監視するシステムに何者かがハッキングを仕掛けてきた。
ワシントンDCのFBI本部では、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査を開始する。
その頃、マクレーン警部補は、管轄外のニュージャージー州で娘ルーシーとの再会が不首尾に終わり気落ちしていた。
そこへ上司から、近くに住むマットというハッカーをFBI本部まで連行せよとの指令を受けてしまい、
己の不運を改めて嘆くマクレーンだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「ロッキー」「ランボー」「インディ」等と共に、復活シリーズと称された1本。
勿論これも大ヒットシリーズの作品であり、どれも傑作揃いだったシリーズだ。
そこで今回の作品。1・2のような閉鎖型ではなく、3の様な都市掛けづり周り型。
ちなみに「ダイハード3」は一度観ただけなので、ほとんど内容を忘れている。
「ランボー3」と同じ。なのでもう一回観たい。
幸い「ランボー3」は録画しているので、近々観れるが。

んで今回のパート4。
これがアホみたいに面白い、超傑作の出来!
「アルマゲドン」のセルフパロディを展開する、娘ルーシーとの絡み。
最初は母方の姓を名乗るが、最後はマクレーンと名乗るなど
「1」を彷彿とさせるはずなのに、ほとんどおざなりな描写である。
むしろアクション面だけが、過去のシリーズと言うよりも最近のアクション映画すらも凌駕する出来映え。
また本作の悪役である、サイバーテロの攻撃っぷりも凄まじく、これじゃあほとんどアメリカ壊滅状態。
マット・デイモンのジェイソン・ボーン三部作もそうだったが、最近の映画のサイバーテロ描写は凄いねえ。
だが、本作のテーマとも言えた、アナログ一直線なジョン・マクレーンとハッカーな敵との対決。
いわゆる、アナログ対デジタル感はほとんど感じられず、そこは残念な出来。
監督はシリーズの大ファンらしいが、それを上手く生かせてるようには見えない。
むしろアクションの凄さだけを継承したかのような出来になっている。
だがそこがやり過ぎており、またそこが大傑作たる所以である!
CMでも放映されていた、トンネルの中で頭上を飛ぶ車を避けるマクレーンや
車でヘリを爆破するシーン。
さらに車を運転して最強の女功夫使いと戦うシーン等は、あまりにもやりすぎで最高である。
さらにクライマックスの高速道路をトラックで逃げる所。
道路の切れ目があるのはお約束としても、そこから脱出するのに
トラックから戦闘機に飛び移り、さらにそこから道路にジャンプするシーン等は
流石に私も「それじゃ漫画だろ」と爆笑してしまいました!
と言った訳で、これ程レレレ魂を満足させてくれるアクションは無いくらいの傑作。
SSSクラスのB級映画と言えるでしょう!
コメント
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