「ハンニバル・ライジング」
原題:Hannibal Rising
2007年 米/英/仏 117分
■監督:
ピーター・ウェーバー
■出演:
ギャスパー・ウリエル
コン・リー
リス・エヴァンス
●あらすじ
1944年リトアニア。
名門家の血を引くハンニバル・レクターは、ドイツ軍の爆撃により両親を失い、幼い妹とともに山小屋でひっそりと暮らしていた。
そこへ、脱走兵のグルータスらがやって来て、山小屋を乗っ取り、妹を連れ去ってしまう。
終戦後、ハンニバルは孤児院へ送られるが、そこはかつてのレクター家の古城で、難なく脱走に成功。
長旅の末、パリの叔父を訪ねた彼を迎えてくれたのは、美しい日本女性レディ・ムラサキだった。
★感想など
ハンニバル・レクターの最新作。
これだけ原作を読んでいない。
逆に「レッド・ドラゴン」は原作だけ読んで、映画版は観てない筈。
そのうち観てみるか。
さて、本作の感想。
要はエピソードZEROなんだろうが、これがイマイチ面白くない。
ストーリーが割と一直線だからだろうか?
これ原作ではきっとレクターの内面について色々書いていて、そこが面白いんだろうなと思うが
映画版ではその辺が解り辛いというか、伝わり辛いからイマイチなのかも。
ちょっと長く感じてしまった。
主演俳優は、中々怪しい雰囲気を醸し出していてなかなかだったが、
やっぱり気品まで感じさせるアンソニー・ホプキンスには敵わないね。
そう言えば、アンソニー・ホプキンスってもうレクター博士役は演じないって言ったんだっけ?
まあ、彼にとってももう充分かも知れないしね。
後、もう忘れててあってるかどうか不明なんだが、「ハンニバル」の時に
こいつが最後の妹の仇だ! とか言って誰か殺さなかったっけ?
良く覚えていないから今度確認してみよう。
そしてもう一つパート2。
レディ・ムラサキ役のコン・リー。
この人の顔が、昔の知り合いにそっくりだったので、集中できんかったな。