レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

天空の城ラピュタ

2009年01月25日 12時17分21秒 | アニメ

「天空の城ラピュタ」
1986年 日本 124分
■監督:
 宮崎駿
■出演:
 田中真弓
 横沢啓子
 初井言榮
 寺田農

●あらすじ
スラッグ峡谷に住む見習い機械工のパズーはある日、空から降りてきた不思議な少女を助ける。
その少女・シータは、浮力を持つ謎の鉱石“飛行石”を身につけていた。
やがてパズーは、飛行石を狙う政府機関や海賊たちの陰謀に巻き込まれ、
かつて地上を支配したという伝説の天空島「ラピュタ帝国」に誘われてゆく。

★感想など
私は基本的にアニメは観ません。
理由は興味が全く無いからなんだが、今年は思う所あってアニメも観てみようかなと。
そこで第一弾に選ばれたのがこれ。
複数の人から面白いから観た方がいいと勧められたので、何人もが同じ事を言うという事は真実だと。
しかしCSでは全然放送してくれないので、DVDレンタルしてきました。
全部でアニメだけ3本レンタルしてきました。
ちなみにラピュタを観るのは初めてです。
だからストーリーもキャラクターもほとんど知らない状態で観たんだが、かなり面白かったね。
特に音楽が良かった!
シーンにあった音楽が流れ、かなりのバッチリ具合で良い音楽でした。
ハラハラ・ドキドキの冒険活劇は、子供時代に読んだポプラ社の江戸川乱歩シリーズを思い出した。
勿論子供向けに作られたアニメなんだからそうなんだろうが、今観ても
自分の子供時代を思い出させる事が出来ると言う事は、作品として傑作て事だよな。
子供の時に観たら、かなり熱中したんだろうなと思えて少し残念。
今観ちゃうと、パズーのアクションとかはかなり有り得ない動きが多く
それを観て興奮するどころか、「アニメだしな」と冷めてしまうのは致し方ない所ですな。
そう言えば全然関係無いんだが、パズーと音で聞くとその度にどうしても頭の中で
「バズー 魔法世界」のあの喋りがリフレインしてしょうがないんだが!
と、まあ解る人限定のネタを書いてみたり。
あれはホットBだっけか? 東海ソフトだっけか?
どっちでもいいんだがね。
シータもそうだが、パズーは男の子ながらしっかり男してるキャラクターだね。
ある意味理想の男像に近いのか?
ラピュタって女性ファンが多いんじゃないかなあ?
昔から割りと結構な女性が本作について言った事があった気がするし。
飲んでる席とかでね。
他のキャラクターとしては、ぶっちぎりでドーラと海賊一家が良かったなあ。
まず基本的に初井言榮は好きなんだが、声優としても抜群の演技力を発揮していて正直ビックリした。
すげえな初井言榮!
最初悪役かと思わせておいて、次第に二人に協力していく展開とか
大きく強く優しいドーラのキャラクターに、おとぼけ風味な息子達とか、楽しかった。
他にも親方夫婦とか、閣下と呼ばれる将軍とかも好みだねえ。
特に将軍の人って
「教師生活25年!」の声の人だろ!
さてムスカだが、ファンの人には申し訳ないが、俺は正直魅力的なキャラクターには見えんかった。
悪役としてはステレオタイプで、他の個性豊かなキャラクターの中ではすっかり埋もれてしまっている。
特に強烈なカリスマ性を感じなかったので。
まあ主役はパズーとシータ、及び海賊一家だろうから、悪役としてはそれでいいんだろうけど。

全体的に子供の夢が一杯詰まった傑作である事に間違いはないね。
将来子供が産まれて、小学校低学年くらいになったら是非観せようと思った作品でしたね。
コメント
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