「ディパーテッド」
原題:The Departed
2006年 米 150分
■監督:
マーティン・スコセッシ
■出演:
レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン
ジャック・ニコルソン
マーク・ウォルバーグ
マーティン・シーン
●あらすじ
犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、
優秀な成績で警察学校を卒業。
しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。
一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、
内通者となるためコステロの指示で警察官になる。
★感想など
香港映画の名作「インファナル・アフェア」のハリウッド・リメイク。
感想としては
アメリカ人って大雑把だなあ!
オリジナルの繊細さは欠片もなく、ひたすら雑になっている感じ。
と言うか、オリジナルのストーリーはアメリカ人には理解出来てないんじゃないの? って感じ。
各キャラクターもみなヒドイ。
ディカプリオが元々そういう家庭で育ったから、潜入捜査官にピッタリって何だよ!
マット・デイモンは自分の事しか考えてなく、アンディ・ラウには見られた忠誠心が見えない嫌なヤツだし。
ジャック・ニコルソンは下ネタ大好きな、下品極まりないオヤジで
一番最悪なのがケリー・チャンのハリウッド版である、精神科医マドリン。
何で二股掛けるキャラになってんだよ!
ストーリー展開も良くないし、ディカプリオが事件に向う途中で警部に情報を流すシーンとか最悪!
オリジナルではばれないようにモールス信号を使っていたのに対し
堂々とメールかよ!
駄目だこれ。
オリジナルを観た人の感想だがね。