「タイム・マシン 80万年後の世界へ」
原題:THE TIME MACHINE
1960年 米 103分
■監督:
ジョージ・パル
■出演:
ロッド・テイラー
イヴェット・ミミュー
アラン・ヤング
●あらすじ
H・G・ウェルズの同名SF小説を、特撮映画の名プロデューサー、G・パルが映画化した娯楽作。
時間を自由に移動できる夢の装置“タイム・マシン”を発明した科学者は様々な時間旅行の果てに超未来へと旅立つ。
だがそこは生気のない地上人エロイと、地下に棲む食人種族モーロックが存在する恐怖の世界だった。
★感想など
ジョージ・パルの名前は昔から知っていたが、もしかしてちゃんと観たのは初めてかも。
色がべたっと濃い感じの画面は、昔の映画らしく非常に好み。
ストーリー展開もゆったりとしており、派手な音楽も効果の一つにしている辺り
正に「午後のロードショー」辺りにピッタリと言えよう(これ、褒めてます。一応)
80万年後という、途方もない未来に旅立つ割には、どう見ても古代世界にしか見えない辺りも
時代のせいなのか、原作がそうなのかは知らんが(どうも原作がそうっぽいらしいね)
映像的には未来に行った感じが全然しないので、非常にガッカリする所だね。
近いうちに2002年版も鑑賞するが、そちらでは未来世界をどう描いているのかに注目だな。