「三国志」
原題:三國志見龍卸甲/THREE KINGDOMS
2008年 香港 102分
■監督:
李仁港(ダニエル・リー)
■出演:
劉徳華(アンディ・ラウ)
洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
マギー・Q
呉建豪(ヴァネス・ウー)
岳華(ユエ・ホア)
狄龍(ティ・ロン)
●あらすじ
根強い人気を誇る「三国志」の物語をモチーフに、
人気武将・趙雲にスポットを当てアンディ・ラウ主演で作り上げた歴史アクション。
戦乱の中国。“蜀”の君主・劉備に仕える趙雲は、孔明の助言で曹操の基地に襲撃を掛けたことで武勲を挙げるが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
アンディ・ラウは随分格好良い役なんだけど、サモ・ハンの役がねえ。
いつものサモ・ハンではなく、英雄の側に居る弱いけど功名心は人一倍という役柄。
今までのサモのイメージからするとまるであわないと言うか、別にサモが演じなくてもと思うが
これがいつものサモとはまるで別人なため、逆に改めてサモ・ハンの演技力の高さを感じる結果となった。
サモもジャッキーも演技なんて出来ないただのアクション馬鹿だと思っている人には、
以外と感じるかも知れないねえ。
映画の方は随分駆け足で、三~四時間くらいある映画を無理矢理まとめたかのような印象を受ける。
三国志については全然知らんので、趙雲の人生が本当にこうだったのかとかは不明。
「レッド・クリフ」の後発だけに、アクション面は徹底的に強化されている。
と言ってもワイヤーで無駄に吹っ飛ぶ仕様は、より漫画チックになっていて変だが。
比較的に、改めて「レッド・クリフ」が良い映画だったことを痛感してしまった。
いつかもう一回観たくなってきたよ。「レッド・クリフ」をね。