レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

のんちゃんのり弁

2011年11月27日 20時29分26秒 | ドラマ

「のんちゃんのり弁」
2009年 日本 107分
■監督:
 緒方明
■出演:
 小西真奈美
 岡田義徳
 村上淳
 佐々木りお
 山口紗弥加
 岸部一徳
 倍賞美津子

●あらすじ
子持ちシングルマザーの奮闘を描いた入江喜和のコミックを、「いつか読書する日」の緒形明が映画化。
主演は小西真奈美。
31歳専業主婦の小巻はだらしない亭主に愛想をつかし、娘ののんちゃんを連れて母親の暮らす京島へと出戻る。
のんちゃんを幼稚園に通わせて仕事を探すが、キャリアも社会常識もない小巻は次々と面接に落ち、
生活のため水商売のバイトを始めるが……。
(映画.comより)

★感想など
あっしは小西真奈美のファンなんですよ。昔から。
まあ理由はありえないくらい可愛いからなんだが。
でもかみさんやその友達とかには、小西真奈美は全然らしい。
彼女は女性には人気ないのかね?
といった訳で、小西真奈美が主演だから観てみた本作。
小西真奈美の可愛らしさ目当てだったが、逆に彼女の演技力の高さを見せ付けられることとなった。
あまり評価されてない節があるが、女優として結構イイ感じっぽい。
こりゃ、今後もますます目が離せませんな。
ところで肝心の映画の方は、ニートで屑過ぎる旦那と、世間知らずの女の話。
この旦那が、すがすがしいくらいの屑っぷり。
観ててかなりイラっとした。
一方、そんなのと結婚してしまった小西真奈美もかなりの世間知らず。
しかし子供の”のんちゃん”は、はつらつとしていてとても可愛い。
この子役のくったくのない演技も、本作を印隠滅滅とした話にしていない一因であろう。
実際、夫婦喧嘩シーンなどもある意味コントともいえるくらいで、結構面白かった。
そう考えると、小西真奈美がかつて出演していた「ミラクルタイプ」の映画版と言うとイメージが近いかも知れない。
そんななか、岸部一徳は全編に渡って美味しい役処。
精神的に未熟な大人子供たちの間で、真の大人としてビシっと全体を締めている。
素晴らしい。
トータルとして、普通の邦画ファンでも楽しめる作品だと思います。
主演が小西真奈美じゃなくても楽しめる脚本だとは思うが
逆に他の人がこの役を演じても、小西真奈美ほどの面白みは出ないだろうとは言える。
そういった意味で普通にオススメ。
レレレのファンな人には、薦められないかなあ。
コメント
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