「荒野のドラゴン」
原題:IL MIO NOME E SHANGHAI JOE
1973年 伊 98分
■監督:
マリオ・カイアーノ
■出演:
チェン・リー
クラウス・キンスキー
ミクリヤ・カツトシ
カーラ・ロマネリ
ピエロ・ルリ
ゴードン・ミッチェル
ロバート・ハンダー
●あらすじ
デヴィッド・キャラダイン扮する中国人が荒野をさすらうTVシリーズ「燃えよカンフー」を
“ウェスタン”ならぬ“イースタン”と呼ぶならば、
さしずめ伊製の本作は“マカロニ・イースタン”といったところか。
物語は、上海ジョーなる主人公が西部を放浪しながら次々襲いかかる敵を倒していくだけ。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
いや、これはかなり面白かったよ!
但しレレレ的にだが。
正にマカロニの世界に功夫が紛れ込んだらって感じの作りだった。
マカロニ・功夫どちらのテイストもしっかり描かれていて、両ジャンルのファンから言わせてもらえばグー。
武術指導も香港からスタッフ呼んだんだろうか?
当時流行ってた、トランポリン使うアクションやワイヤーも使われているしね。
でも主演のチェン・リーは、実は日本人ですけどね。
クライマックスの戦いも功夫バトルなのも、マカロニから見れば異色だよなあ。
だが大ボスを倒さないで終わるのも異色だが。
「上海ジョーの帰還」と言う続編があるんだが、DVD化してくれないかなあ。
もしくはCSで放送して欲しい。
そちらでは本作の大ボスを倒してくれるんだろうか?
とにかく功夫映画好きなマカロニのファンは必見の作品と言っておこう!