「情無用のコルト」
原題:ALL'OMBRA DI UNA COLT
1966年 伊/スペイン 90分
■監督:
ジャンニ・グリマルディ
■出演:
スティーヴン・フォーサイス
コンラード・サン・マルティン
フランク・レセル
アンヌ・シェルマン
フランキー・リストン
●あらすじ
凄腕の用心棒コンビ=若きスティーブと熟年のデューク。
とある村を襲った山賊一味を二人は見事に退治して大金をせしめるが、デュークは深手を負う。
金を自分の娘スーザンに渡すようスティーブに託すデューク。
スティーブはそのスーザンと結ばれ、新天地で農場を営もうとするが、
そこは悪党どもが支配する腐った街だった。
そして、金と娘を奪われたと激高するデュークは、スティーブとの決闘に臨む……!
年老いたガンマンの悲哀を描き、ラストシーンが忘れられぬマカロニ・ウエスタン(=イタリア製西部劇)の傑作。
緊張感に溢れる宿命の師弟対決、そして迫力タップリのガンファイト……
殺し屋として生きることの悲哀を語りかける主題歌が、また泣かせる。
(イマジカBSより)
★感想など
なんだか懐かしい感じがするマカロニ・ウエスタンだった。
アニメのOP。口笛を使ったBGM。スペイン・ロケによる、真っ白い石作りの家にメキシカンな人たちなどなど。
後期マカロニのようなクドさがないのが逆に新鮮に映るくらい
割と淡々と進むマカロニ。
銃撃戦に頼るのではなく、ストーリー重視で作られているのは、初期マカロニだからか。
トータルとして中々良いマカロニでした。