レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

戦慄の絆

2021年06月01日 23時43分27秒 | サスペンス

「戦慄の絆」
原題:DEAD RINGERS
1988年 カナダ 116分
■監督:
 デヴィッド・クローネンバーグ
■出演:
 ジェレミー・アイアンズ
 ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド

●あらすじ
一卵性双生児のエリオットとビヴァリー(ジェレミー・アイアンズ:一人二役)。
幼少の頃から人体解剖模型で遊んでいたふたりは、不妊治療で有名な産婦人科医師となった。
首尾よく立ち回るエリオットを研究熱心なビヴァリーがサポートし、医師界の頂点に登りつめていく日々だった。
そんな時、女優のクレアが診断に訪れる。
ビヴァリーは奔放な彼女に惹かれていくが、それは双子の精神的均衡を崩していくことでもあった。
クレアを愛するほど、分身エリオットへの忠誠を欠いていくビヴァリー。
一心同体だったふたりは次第に自らを自己破滅へと陥れていく・・・。
(タワー・レコードより)

★感想など
デヴィッド・クローネンバーグの頂点なのかな?
実はクローネンバーグに関しては「戦慄の絆」までしか知らないんだよね。
次作に「裸のランチ」を準備していて、その途中に「ミディアン」に役者として出演した。
ここで情報が止まっているくらい。。。
んで何十年も温めていた状態でようやく観てみたが、これは傑作だね。ただし万人にはオススメしない。
と言うか極一部の人にしか勧められない。
超端的に言うと、
クローネンバーグは超ド変態!
とでも言えばいいのかな?
それまでは作る映画が内臓感覚と良く呼ばれていた。
「ザ・フライ」や「スキャナーズ」よりも「ビデオドローム」とかの方が変態度が高いかな。
それが「戦慄の絆」で内臓感覚を超越したんだが、その領域は到底常人では理解できない世界だった。
そしてここからクローネンバーグの内なる世界への大いなる旅が始まったのかい?
まあ気になる人は観てみてください。
10人のうち2人くらいは気に入るかもしれない。
私は気に入った方。私の友達もきっと気に入るだろうなと思う。
ああ、早く友たちと会いたいね。。。
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仮面ライダー4号

2021年06月01日 23時43分01秒 | 特撮

「仮面ライダー4号」
2015年 日本 77分
■監督:
 山口恭平
■出演:
 竹内涼真
 中村優一
 稲葉友
 半田健人
 内田理央
 唐橋充

●あらすじ
『~仮面ライダー3号』の続編となるヒーローアクション。
ショッカーにより乱された時の流れを正すため、ドライブ、ファイズ、ゼロノスたちが立ち向かう。
だが、ショッカーは最強の戦士・仮面ライダー4号を誕生させていた。全3話を収録。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
3号は良かったけど、4号はキツイなあー
まず同じ過去が何度も繰り返されるネタはSFでも王道だけど、ちょっとしつこかったな。
もうちょっと他の展開を絡められれば良かったんだが、ずっと時間が戻るばっかりじゃね。
4号に至っては完全に不必要な存在で、仮面ライダーである必然性がゼロ。
ただの強い敵でいいなら、怪人で良かったね。
逆に良かった点は登場人物が限られているため、TV版のファンならより楽しめるのだろう。
なんでもファイズの後日談らしいから、ファイズのファンならなおさらだね。
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