レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

パシフィック・リム

2021年09月26日 01時15分11秒 | 特撮

「パシフィック・リム」
原題:PACIFIC RIM
2013年 アメリカ 130分
■監督:
 ギレルモ・デル・トロ
■出演:
 チャーリー・ハナム
 イドリス・エルバ
 菊地凛子
 チャーリー・デイ
 芦田愛菜

●あらすじ
日本のマンガやアニメ、特撮作品への造詣も深い「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、
巨大怪獣と人型巨大ロボットとの戦いを圧倒的スケールで描き出したSFアクション大作。
主演はチャーリー・ハナム、共演に菊地凛子。
ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体“KAIJU”が現われ、人類は滅亡の危機を迎える。
そこで人類は世界中の英知を結集し、2人のパイロットによって操縦する人型巨大兵器“イェーガー”を開発、KAIJUに対抗する。
しかし、長年にわたる激闘でイェーガーの苦戦が続く中、かつてKAIJUとのバトルで兄を失い、
失意のうちに戦線を離脱した名パイロット、ローリーが復帰を決意する。
そしてその相棒には、実戦経験のない日本人研究者の森マコが大抜擢されるのだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
めちゃ面白かった!
やっぱりこの監督は最高だわ!
良い意味でオタク趣味を満足させてくれる、素晴らしいバランス感覚を持っている。
オタク監督としてはタランティーノとかピーター・ジャクソンも有名だが、その二人に共通してるのは長い!
しかも長い理由が自分が言いたいことだけが長いので、ノレないとその時間はただ苦痛なだけ。
これはオタクの悪いとこだが、ギレルモ・デル・トロの映画はそんな感じが一切しない。
カット割りが早くテンポがいいからかも知れない。
それでいて脚本はリアリティなんぞ軽く無視し、面白ければ熱ければOKな黄金期の香港映画みたいなところがある。
正に「映画は娯楽」と言う言葉を体言してくれている!
ちなみに本作がどういう感じかと言うと、「インデペンデンス・デイ」みたいな熱さをベースにした世界観で
美術的な映像は庵野秀明。そしてやっていることは日本的なロボット物ですかね。
過去に私が大絶賛した、実写版「鉄人28号」。あれをハリウッドでスケールアップさせた感じと言うのが
自分的には一番しっくりくるかも知れない。
ラストに「この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」と出る辺りからも
この映画のジャンルはやっぱり『特撮』がしっくりくるね。
ああ、あと芦田愛菜ちゃんの演技はとても素晴らしかったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする