レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

スーパーティーチャー 熱血格闘

2021年09月09日 15時02分46秒 | ドラマ

「スーパーティーチャー 熱血格闘」
原題:大師兄/BIG BROTHER
2018年 中国/香港 101分
■監督:
 闞家偉(カム・カーワイ)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 陳喬恩(ジョー・チェン)
 喻亢(ユー・カン)
 駱明劼(ジャック・ロク)

●あらすじ
『イップ・マン』シリーズや、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
『トリプルX:再起動』といったハリウッド作品にも出演するなど、
世界的アクションスターとして活躍するドニー・イェンが、なんとキャリア初の教師を演じた!
香港で成績最下位の学校を舞台に、元アメリカ海兵隊出身の男が教師となって、問題児たちの心を掴んでいく、
アクション満載且つ感動のヒューマンドラマが遂に日本上陸!
主演と本作品の製作をドニー・イェン自らが手がけ、
生徒たちを守るために、総合格闘家や地上げ屋の連中ともバトルを繰り広げるなど、
体で見せていく教師を演じている。
また、教育、人種差別、住居問題等、香港においての色々な問題も描かれ、
それに対して主人公の教師が解決していく姿が感動を呼ぶ、珠玉のドラマにもなっている。
(「スーパーティーチャー 熱血格闘」公式より)

★感想など
大変、良い映画だったね!
まあ内容的には一言で言えばドニー・イェン版金八先生なんだが、脚本が優しさに溢れていて幸せな気持ちになる。
話の方も型破りな教師の赴任。問題児の生徒たちの家庭の問題と問題の解決。
そして学園全体と教師の存続危機と起承転結がしっかりしているので集中しやすく、あっという間に最後まで観れてしまう。
ドニー・イェンの先生もそうだが、問題児となる生徒たちや同僚の先生たちもみなステキなキャラクターなのも良い。
一方アクションの方も派手でいつもの香港映画的なアクションとはちょっと違う。
ドニーの動きも功夫と総合格闘技の動きを混ぜたいつもの動きではなく、勝つためなら何でもする喧嘩みたいな動きは新鮮だった。
これは一重に動作導演の谷垣健治の力だろう。
最早ドニー・イェンの盟友と言える程の関係になっている谷垣健治の動作設計は、新鮮な気持ちになれる。
そして地味に痛いアクションやるよね。あれは痛いと思うぜ。
まあアクション以外にも登場人物がみんな幸せになる終わり方も最高にステキで、
爽やかな気持ちでエンドロールを迎えられる、観ていて幸せになれる映画だ。
コメント
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