「007/消されたライセンス」
原題:LICENCE TO KILL
1989年 イギリス/アメリカ 133分
■監督:
ジョン・グレン
■出演:
ティモシー・ダルトン
キャリー・ローウェル
ロバート・ダヴィ
ベニチオ・デル・トロ
ケイリー=ヒロユキ・タガワ
●あらすじ
4代目ジェームズ・ボンド、ダルトンの2作目にして最終作であるシリーズ第16作。
ボンドとフェリックスが逮捕した麻薬王サンチェスは部下の手で脱走、
フェリックスに瀕死の重傷を負わせ、彼の新妻を殺した。
友人の仇を討つためボンドは単身サンチェスへ近づいていく……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
公開当時に色々と話題になったことを、今でも良く覚えている。
多分「王様のブランチ」とかで紹介してた内容だと思うけど、本作は当時結構酷評されてた。
ジェームズ・ボンドが私欲のために友達の復讐をする脚本が良くない!
だから主演のティモシー・ダルトンも良くない!
日本って作品が良くないと何故かすぐ主演のせいにするきらいがないかい?
これが不思議でならない。そりゃ大根すぎる主演ならまだわかるが
映画やドラマって監督とか脚本の力によるところ、大きくないかい?
それを全て主演のせいにされてもねえ。
閑話休題
さてそれ以外にもラストのタンクローリー大炎上シーンで、炎に骸骨の顔が映っている!
とか呪いの映画と言われてましたねえ。
まああのシーン撮ったところ、有名な心霊スポットらしい。
そんなのは置いておいても、ティモシー・ダルトン主演のジェームズ・ボンド2作品は
どちらもアクションがのっぴきならないことになっていて、結構面白いと思うけどね。
まだスタントで身体張ってアクション映画を作っていた時代。
いくつかのアクション・シーンは、こりゃ死人が出るんじゃないの?
と思わせるような危険なシーンが次々と連発される。
この頃は成龍(ジャッキー・チェン)の登場で、世界のアクション映画界も競って危険な方向に向かってたのかも?
ストーリーは冗長な感じが否めないが、アクションだけでも十分に楽しめる作品と言えます。