「少林寺VS忍者」
原題:中華丈夫/Heroes Of The East
1979年 香港 100分
■監督:
劉家良(ラウ・カーリョン)
■出演:
劉家輝(リュー・チアフィ)
水野結花
倉田保昭
加藤直三
原田力
八名信夫
李海生(リー・ホイサン)
劉家良(ラウ・カーリョン)
●あらすじ
中国拳法の達人アタオは、父親が日本から連れてきた娘弓子と恋に落ち、結婚する。
幸せな結婚生活が送れると思いきや、弓子は朝から空手や柔道の稽古を始める。
何とか中国拳法を習わせようとするアタオだが、弓子は日本の武道こそ最高と主張する。
犬も喰わない夫婦喧嘩がいつしか日中武道対抗戦へとエスカレートしていく。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
先日言っていた「中華丈夫」を観ました。
まあ確かに言われれば、犬も喰わない夫婦喧嘩が日中武道対抗戦へとエスカレートしていく話だったね。
終始色んな武器や拳法が出てくるのは、いかにも劉家良ぽい。
中国人目線で作られているのに、日本人を武道家として敬意を持って描かれているのが嬉しいところ。
日本人も以外を多く出ていて、あの八名信夫が劉家輝と槍で功夫対決するなんてビックリしたよ!
劉家輝も実に沢山の技を魅せてくれるのだが、中盤にゲスト出演した劉家良が酔拳を披露する。
これ倉田さんのYouTubeチャンネルでは、香港で初めて描かれた酔拳であり、
ジャッキー・チェンの「ドランク・モンキー/酔拳」よりも先と言ってたけど、公開はジャッキーの方が先なんだけどなあ?
撮影は本作の方が先だったって事かな?
まあそれはさておき、とにかく沢山の功夫と武器の闘いが堪能できる本作。
極めつけは圧倒的に強い倉田さんが披露する蟹拳!
シャカシャカと横に動く姿は中々爆笑者なのだが、きちんと蟹の拳法に見えるところが凄い!
そして結構強い!
そういった意味でも、あらゆる意味で名作だね。やっぱり。