「探偵神津恭介の殺人推理2~影なき女~」
1985年 日本 91分
■監督:
野田幸男
■出演:
近藤正臣
大和田獏
飯干恵子
原田大二郎
金沢碧
比企理恵
ひし美ゆり子
MIE
●あらすじ
明智小五郎、金田一耕助とともに、日本を代表する名探偵・神津恭介の活躍を描いた人気シリーズ第2弾。
二億円のダイヤをめぐる密室殺人事件の巧妙なトリックに神津恭介が挑む。
政財界の黒幕で、サラ金社長の森島(滝田祐介)が宝石の商談中に殺され、二億円のダイヤが盗まれてしまう。
その場に同席していて、事件直後に姿を消していたマキと名乗る女(MIE)が怪しまれたが、現場は完全な密室状態。
インタビューのため、現場に居合わせたルポライターの研三(大和田獏)は、
大学教授で推理の天才・神津恭介(近藤正臣)に相談をしようとしたとき、マキとそっくりなモデルがテレビに映った・・・。
(ファミリー劇場より)
★感想など
近藤正臣主演による名探偵・神津恭介シリーズの第二弾。
前作より近藤正臣が画面に出ている時間が増えていたね。
相変わらず大和田獏がウザイのが難点。
神津妹も叶和貴子から飯干恵子に変更されているが、叶和貴子の方が透明感があって良かったなあ。
大和田獏の兄役も原田大二郎に変更されていたけど、こちらはハマリ役だった。
本作は原作読んだことないんだけど(と言うか高木彬光はほとんど読んでないな)
ドラマとしては前作よりシンプルな作りになっていて、観やすい感じだった。
本格ミステリー好きには堪らん”密室”を扱っているけど、トリックの謎解きちゃんと描いてなかったよ!
ラストは事件関係者を集めて名探偵が犯人を言い当てるとか定番だけど、今もこういった描写はしてるのかな?
まあやっぱり天地茂の美女シリーズが頭をよぎって比較するのは、どうしても良くないと分かっているのだが
またぼちぼち続きを観ていくとするかな。