「シェラ・デ・コブレの幽霊」
原題:THE GHOST OF SIERRA DE COBRE
1964年 アメリカ 80分
■監督:
ジョセフ・ステファノ
■出演:
マーティン・ランドー
ダイアン・ベイカー
ジュディス・アンダーソン
レナード・ストーン
●あらすじ
ゴーストハンターが、死んだ母親から電話がかかってくるように見える男の事件を調査する。
その過程で、メキシコのシエラ・デ・コブレという村で起きた幽霊騒ぎや、
昔起きた殺人事件の背後にある恐ろしい秘密が浮かび上がってくる。
(Amazon Prime Videoより)
★感想など
まさか、この作品が観られるとは!
マニアの間では”幻の作品”として有名な本作。まずは有名な逸話から触れてみよう。
1964年にアメリカのテレビ局CBS用に「The Haunted」と言う54分のパイロット版が作成される。
これをCBS社内で試写したところ、あまりの怖さに具合が悪くなる人が続出。
それゆえに「The Haunted」はお蔵入りになることに。
だが何故か「THE GHOST OF SIERRA DE COBRE」と言うタイトルで世界中を巡ることになる。
しかも「The Haunted」より上映時間が長く、エンディングも違う結果で。
日本でも1967年8月20日に『日曜洋画劇場』で1回だけ放送され、視聴者を恐怖のどん底に叩き落したらしい。
そこからは完全に幻の作品となり、フィルムが世界中で2本しかない。しかもうち1本は日本人所有。
だがDVD化出来ていなかったが、今回アメリカでBlu-rayとして発売されたらしい。
それをあっさり字幕付けて放送してくれるのだから、Amazon Primeはすごい!
今後字幕付きで観ることはもしかしたら一生無いかもしれない。
興味のある方は色々とご検討を。