レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ヴェンジェンス 報仇

2024年09月27日 12時45分25秒 | 功夫/空手/武侠片

「ヴェンジェンス 報仇」
原題:報仇/VENGEANCE
1970年 香港 98分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)
■出演:
 姜大衛(デビッド・チャン)
 狄龍(ティ・ロン)
 汪萍(ワン・ピン)
 谷峰(クー・フェン)
 陳觀泰(チェン・カンタイ)
 陳星(チェン・シン)
 王鍾(ウォン・チャン)
 袁和平(ユエン・ウーピン)
 袁祥仁(ユエン・チョンヤン)
 馮克安(フォン・ハックオン)

●あらすじ
兄を殺された弟の壮絶な復讐劇を描いたアクション。
京劇の舞台上でだまし討ちに会い、非業の死を遂げた兄。
そんな兄の仇を討つために、小さな町にやってきた弟が壮絶な復讐劇を展開していく。
出演はデビッド・チャン、ティ・ロンほか。
監督はチャン・チェ。
(KunGFuTuBEより)

★感想など
監督・張徹(チャン・チェ)、主演・姜大衛(デビッド・チャン)と狄龍(ティ・ロン)の黄金トリオによる作品。
制作年度が1970年と早いため、トリオにとっても初期作の頃の作品。
本作は李小龍(ブルース・リー)の名作「ドラゴン怒りの鉄拳」の原型とも称される作品らしい。
そう言われると、確かに時代背景も同じだし、主演のデビッド・チャンが着ている日本の学ランみたいな服も
「ドラゴン怒りの鉄拳」でブルース・リーが着ていた衣装と似ているね。
だが本作が後の作品と決定的に違うのは、武術指導。
ブルース・リー登場以前なせいか、功夫シーンのレベルが後のショウブラ作品と比べても明らかに低い。
しかし本作は当時の香港で大ヒットしたらしいから、当時はこれで良かったのだろう。
と言うより、いかにブルース・リーが革新的だったかが良く分かった。
他には陳觀泰(チェン・カンタイ)や馮克安(フォン・ハックオン)が悪党の手下と言うチョイ役で出ているのを
発見するのも楽しいね。
コメント
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