「沈黙の激突」
原題:ATTACK FORCE
2006年 米/英/ルーマニア 94分
■監督:
ミヒャエル・ケウシュ
■出演:
スティーヴン・セガール
リサ・ロヴブランド
●あらすじ
麻薬組織の無差別攻撃で部下を失ったローソン司令官は、軍の化学兵器研究プログラムの責任者。
トップクラスの生化学者である恋人ティアの助けを借りるが、
彼女の力を駆使しても解明が難しい強力な薬のパワーで肉体が進化した超人軍団が、2人の前に立ちはだかる。
★感想など
セガール+SFホラー。
珍しい取り合わせだが、たまにはこういうのを作って欲しい。
ヴァンダムはこういった取り合わせを拒否してセガールに先を越され、焦って自分も似たようなジャンル物を製作したらしいが。
ヴァンダムはそういう所が駄目だよなあ。
だがヴァンダムもセガールも、なんでそういったジャンルを長年拒否してたのかね?
彼らよりも大スターなスライもシュワも、そういったジャンルには山程出演してるのに。
だからまだB級スターなのかも。
(いや、節操なく色んなジャンルに出演してる方がB級だなあ。。。)
さて本作である。
どんなシチュエーション、どんな相手、どんなストーリーになろうともセガールはセガール。
やる事はいつも一緒。
最早ハリウッドの水戸黄門である!
ここまで潔いとかえって気持ちよく、いくら相手が薬で人間より強くなろうとも
セガール拳には、まるで歯がたたない!
普通の映画なら大ピンチになる所を、セガールは全く気にせず涼しい顔でいとも簡単に切り抜けていく。
とあるサイトで、「セガールなら核爆発を体を張って止めてもOKだから、それくらいやってほしい」と書かれているが
本当にそんな感じになってきているね、セガールの映画は。
核爆発を体で止めるのもアリだし、プレデターみたいな宇宙怪物をセガール拳であっさり殺すとかもOKだな。
「13日の金曜日」に出演しようものなら、ジェイソンをあっさり倒しちゃうだろうし。
そんなセガールだったら、もっと観たいなあ。
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