「カッターヘッド 真夜中の切断魔」
原題:HE'S OUT THERE
2018年 アメリカ 90分
■監督:
クイン・ラシャー
■出演:
イヴォンヌ・ストラホフスキー
ジャスティン・ブルーニング
ジュリアン・ベイリー
アビゲイル・プニョウスキ
アナ・プニョウスキ
●あらすじ
『REC【レック/ザ・クアランティン】』のプロデューサーが放つ殺人鬼ホラー。
別荘を訪れたローラと娘たちは、以前その別荘を所有していた一家の息子が失踪した話を聞かされる。
しばらくすると、娘が突然嘔吐してしまい…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
田舎に行ったら殺人鬼が居たよパターンの一作。
夏の終わりに遊びに行っている場所と言う設定だが、近くに湖があるのだが
これが「13日の金曜日」に結構ソックリなのだ。
殺人鬼が変なマスクを被っているのは、どちらと言うと「悪魔のいけにえ」の方が近い。
こう見ると今までのホラー映画へのオマージュたっぷり映画なのかも知れないが
最初から最後まで、ずっと退屈だった。
まず登場人物が全員バカなのはホラー映画のお約束だが、本作のメインキャストは母親と幼い姉妹の三人。
これがそれぞれでどうにもな感じで協力しあえない、ダメな感じなのだ。
おまけに殺人鬼側も全くの意味不明で、正直何がしたいのかが全然分からない行動をとる。
それを全編暗い画面で見せられ、そして極めつけが最初から最後までずっと流れている音楽。
大昔のホラー映画のような、怖がらせる音楽をずーっと流しているので、効果は半減どころか飽きがくる。
と観ていて良いところがほとんど無かったと思えたけど、興味のある方は是非。