レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

カッターヘッド 真夜中の切断魔

2024年11月12日 19時34分58秒 | ホラー

「カッターヘッド 真夜中の切断魔」
原題:HE'S OUT THERE
2018年 アメリカ 90分
■監督:
 クイン・ラシャー
■出演:
 イヴォンヌ・ストラホフスキー
 ジャスティン・ブルーニング
 ジュリアン・ベイリー
 アビゲイル・プニョウスキ
 アナ・プニョウスキ

●あらすじ
『REC【レック/ザ・クアランティン】』のプロデューサーが放つ殺人鬼ホラー。
別荘を訪れたローラと娘たちは、以前その別荘を所有していた一家の息子が失踪した話を聞かされる。
しばらくすると、娘が突然嘔吐してしまい…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
田舎に行ったら殺人鬼が居たよパターンの一作。
夏の終わりに遊びに行っている場所と言う設定だが、近くに湖があるのだが
これが「13日の金曜日」に結構ソックリなのだ。
殺人鬼が変なマスクを被っているのは、どちらと言うと「悪魔のいけにえ」の方が近い。
こう見ると今までのホラー映画へのオマージュたっぷり映画なのかも知れないが
最初から最後まで、ずっと退屈だった。
まず登場人物が全員バカなのはホラー映画のお約束だが、本作のメインキャストは母親と幼い姉妹の三人。
これがそれぞれでどうにもな感じで協力しあえない、ダメな感じなのだ。
おまけに殺人鬼側も全くの意味不明で、正直何がしたいのかが全然分からない行動をとる。
それを全編暗い画面で見せられ、そして極めつけが最初から最後までずっと流れている音楽。
大昔のホラー映画のような、怖がらせる音楽をずーっと流しているので、効果は半減どころか飽きがくる。
と観ていて良いところがほとんど無かったと思えたけど、興味のある方は是非。
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探偵神津恭介の殺人推理8~伊豆下田海岸に赤い殺意が走る~

2024年11月12日 00時05分20秒 | ミステリー/犯罪

「探偵神津恭介の殺人推理8~伊豆下田海岸に赤い殺意が走る~」
1988年 日本 91分
■監督:
 野田幸男
■出演:
 近藤正臣
 大和田獏
 岸部シロー
 蜷川有紀
 森口瑤子
 新田純一
 梶芽衣子

●あらすじ
“殺意の潮流”そこに渦巻くのは、憎しみか?愛か?
「表面が明快だという事は、裏が非常に複雑だという事でしょう。」(神津恭介)
ブティックメーカー“シン・イトウ”の社長が殺された。現場から逃げた男が捕まり、
事件は解決にむかうかに見えたが、それを嘲笑うかの様に第2の殺人事件が起きようとしていた。
(HMVより)

★感想など
シリーズ第8弾には、何とまさかの梶芽衣子さん出演!
ビックリすると同時に、流石の貫禄だなと思える見事な演技っぷりだった。
一方主役の近藤正臣は、今までの長髪を短くしてさっぱりした髪型にしたら、何だか可愛い感じになってしまった。
今までのようなもじゃもじゃな長髪の方が、何だか名探偵っぽかったので、ちょと残念。
そんな名優二人を揃えた本作は、当時の土曜ワイドでたまに見られた伊豆ロケ作品。
伊豆でロケするのは江戸川乱歩の美女シリーズにもあったけど、確か裏話で地域振興と
夏は涼しいところでロケしたいよねとかが理由じゃなかったかなあ?
なのでどこか開放的なムードが全編に漂っており、やたら尻軽なモデルが出てきて話を引っ搔き回したり
一瞬ホテルでのショーが挿入されるが、それがおっぱいを出した状態のサンバみたいなダンスショーとか
なんか明るい感じに終始している。
それは犯人が動機を語っているシーンにも波及していて、結構ヘビーな事実を語っているのに
その部分を軽くするっと流してしまうのには、ちょっと驚いた。
あれって結構な悲劇なんだけどねえ。
まあこの頃の土曜ワイドと伊豆の組み合わせは、何だか明るい感じなので、そこを楽しんで頂ければと。
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