レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

山猫は眠らない9 ローグ・ミッション

2024年02月16日 18時22分34秒 | アクション

「山猫は眠らない9 ローグ・ミッション」
原題:SNIPER: ROGUE MISSION
2022年 米 96分
■監督:
 オリヴァー・トンプソン
■出演:
 チャド・マイケル・コリンズ
 ライアン・ロビンズ
 秋元才加
 デニス・ヘイスバート

●あらすじ
元スナイパーで新たにCIA職員となったブランドン・ベケット。
ある悪徳連邦捜査官が性的人身取引組織に関わっていることを知った彼はCIAを離れ、
かつて組んだ国土安全保障省の捜査官ゼロ、暗殺者のレディ・デスと協力し、
堕落した捜査官の正体を暴き、犯罪組織を壊滅させようと動き出す。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
シリーズ第九弾ともなると、最早前作との繋がりって何だったっけ?状態である。
前作で初登場したんだっけ、秋元才加が。
そのキャラクターを再登場させようがコンセプトかなあと思っていたら、これが全然違う感じだった。
まず作風が全然違う。
このシリーズはタイトルにもある通り、スナイパーと言う職業に拘ったシリアスなストーリー展開だったのが
本作は全体的にコメディチックに作られている。
何気ないところをコメディ風にするやり方が、なんだかマーベルの映画手法に似ている感じ。
と思って観ていたら、スナイパーへの拘りなぞ皆無でチームで動く感じとか
主人公の上司がラストで新しいチームを作る指揮官に任命されて、本作の登場人物たちをスカウトするぞとか言っているシーンは
ほとんど「アヴェンジャーズ」のニック・フューリーにしか見えなかった。
ここまでくると、この映画を作ったオリヴァー・トンプソンの趣味なんだろうな。
監督だけでなく脚本も書いてるし。
でもこの路線変更、全然求めてないよ。
そもそもこのシリーズでやりたい事ってそういう事ではないし。
有名なタイトルと主人公だけ使って、主人公キャラの性格も世界観も全て無視して
自分が考えるオレサイコーなクソストーリーで作られたものなんて、原作やシリーズのファンを馬鹿にしてるだけじゃん。
それだけ自身があるなら、名前借りないでオリジナルで作れよ。と思ってしまうが
あれ? これって最近似たような事があったような無かったような!

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