レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

バスケット・ケース2

2024年09月19日 12時43分04秒 | ホラー

「バスケット・ケース2」
原題:BASKET CASE2
1990年 アメリカ 90分
■監督:
 フランク・ヘネンロッター
■出演:
 ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック
 アニー・ロス
 テッド・ソレル
 キャスリン・メイズル

●あらすじ
ホテルから落下し、死んだと思われていた二人は生きてた!
周囲の騒ぎをよそに、彼らに理解のある老婦人に匿われ、フリークス達と平穏に過ごすも、
記者に狙われることなり、戦うためにフリークスたちが立ち上がる。
そして、ベリアルはフリークスと、ドウェインは老婦人の孫娘と恋に落ちるが、
再び恐ろしい悲劇が待ち受けていた。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
フランク・ヘネンロッター監督による、シリーズ2作目。
本人としては同じものは絶対に作りたくないと言う強固な意志があったため、当初は続編など作るつもりはなかったらしい。
ところが本作の前に「ブレインダメージ」と言う作品を監督するのだが
その作品を配給したパリセーズ社と言う会社に相当ヒドイ目にあわされたらしく、しばらく落ち込んでいたらしい。
ところが同じN.Y.派の監督として存在を知っていたジェームズ・グリッケンハウスが会社を興したのを知り
そこに「ミュータント・ゴキブリ」と言う企画を持っていったが却下された。
しかし「バスケット・ケース2」を作るのなら、他に好きなの作っていいよと言われたヘネさんは大喜びで契約。
見事本作と「フランケンフッカー」の二作を制作したのだ。
そういった経緯で制作されたこのパート2。
ヘネさんが常々言っている「正常なるものが異常なるものを不愉快と感じるのなら、正常なるものがその場を去るべきだ」
と言う考えに、圧倒的に支配されていると言っても過言ではない作品だった。
全編に渡りその考えがベースにあって話が進むのはわかるのだが、予算が増えた分大量に増えたフリークス達とか
小綺麗になった画面とかを観ると、予算が増えた分前作のようなアンダーな雰囲気が失われたのは勿体ないところだね。
あと弟役の俳優も、前作から8年も経ってしまったため、いい感じに老けてしまったのもしょうがないところだ。
さてここまでくるとパート3も当然作られた。
と言うのもヘネンロッター監督がバカルティ・ラムを飲んで酔っ払った時に、凄いアイデアを思いついたとかで
作られたのがパート3。
そしてこの時は3と同時に「ブードゥー・ドール」と言う作品を作る予定だったらしいが、
残念ながら「ブードゥー・ドール」は制作されていない。
一体どういう内容だったのかが気になるね。

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