レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ヘルレイザー:レベレーション

2024年08月11日 11時37分04秒 | ホラー

「ヘルレイザー:レベレーション」
原題:HELLRAISER: REVELATIONS
2011年 アメリカ 75分
■監督:
 ヴィクター・ガルシア
■出演:
 スティーヴン・ブランド
 ニック・エヴァスマン
 セバスチャン・ロバーツ
 トレイシー・フェアラウェイ

●あらすじ
クライブ・バーカーの原作を元に、
ホラー界のカリスマキャラである魔道士“ピンヘッド”の恐怖を描いたシリーズの第9弾。
“組み替えることで究極の性的快楽を体験できる”という伝説のルマルシャンの箱を解いた者の下に、
ピンヘッドたちが姿を現し…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
良くぞここまでシリーズを続けたなと言った感じの、シリーズ第9弾。
今回の脚本は原点回帰となっていて、パズルボックスを開けてからの展開がパート1と同じにしている。
まあ細かいところは除いても、最初にパズルボックスを開けた奴が地獄から脱走して
相方を利用してこの世に復活しようとするプロセスは、パート1と同じ。
ここに妙にエロイ妹を絡ませて、短い上映時間も相まってあっと言う間に最後まで観終わる。
これは久々に「ヘルレイザー」シリーズの一本と数えても良いのではないかと思えた作品。
何せパート5以降は、まるでアルバトロスがどこかから探してきた似たようなホラー映画に
シリーズ物みたいなタイトルを付けて無理矢理展開する、いつものアレみたいな出来だったからね。
なお本作からピンヘッド役の役者が変更になっている。
今までピンヘッド役を演じていたダグ・ブラッドレイと言う人は、何でもクライブ・バーカーの古くからの友人で
その縁でパート1に出演したらしい。
そうしたらシリーズがどんどん作られて、まさか20年近くもピンヘッド役を演じるとは思っていなかっただろう。
そこで新しいピンヘッドなのだが、これが今までとの違和感が凄い。
やっぱり役者にとって目が大事なんだなと思えるのは、2人のピンヘッドの大きな違いがやっぱり目。
初代が落ち着いた悟りを開いたかのような目つきだったのに対し、
2代目の方はまるで悪魔のキューピー人形って感じの目つきなんだよね。
「エルム街の悪夢」のリメイク版のフレディ役もそうだったけど、あまりにも先代とイメージが違うと
話よりもそっちの方ばっかり気になっちゃうんだよねえ。
次作は本作から7年後になるが、ピンヘッド役は同じなのかまた違う人なのか気になるねえ。

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