
「SF最後の巨人」
原題:THE ULTIMATE WARRIOR
1975年 米 94分
■監督:
ロバート・クローズ
■出演:
ユル・ブリンナー
マックス・フォン・シドー
ジョアンナ・マイルズ
ウィリアム・スミス
メル・ノヴァク
●あらすじ
石油危機と疫病に見舞われ荒廃しきった2012年のニューヨークを舞台に、
穀物の種子と妊娠中の娘をとある島へ送り届けるために雇われた闘士ブリンナーの戦いを描いたアクション。
後半の地下鉄跡で繰り広げられる脱出行が見もの。
近未来の描写と作劇はまるで「北斗の拳@」である。
(Yahoo映画より)
★感想など
大昔から気にはなっていた作品。
何せ監督=ロバート・クローズ、製作=フレッド・ワイントローブと言うのは
あの「燃えよドラゴン」のコンビだからね!
2012年という当時としては近未来を舞台に、まんま「北斗の拳」みたいな世界観が描かれる。
特に種モミを人の命よりも重視している描写なんてみると
明らかに北斗の作者は本作をパクっているな!
主人公であるユル・ブリンナーの行動が意味不明だったり、バロンも敵対ギャングもバカだったりとか
話の進みが遅いとか、街の住民が行動は起こさないくせにリンチはするとか、矛盾ばっかりの映画だが
70年代な映像美をみていると、割と悪くないなとか思ってしまう自分がいたりする。
まあ頭に「燃えドラ」を思い出しながら観ていると、ちょうどいいくらいじゃないかな。
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