レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

処刑教室 ハイスクール・パニック

2024年10月11日 21時47分17秒 | サスペンス

「処刑教室 ハイスクール・パニック」
原題:MASSACRE AT CENTRAL HIGH
1976年 アメリカ 87分
■監督:
 レネ・ダルダー
■出演:
 ディレル・モーリー
 アンドリュー・スティーヴンス
 ロバート・キャラダイン
 ラニ・オグレディ
 キンバリー・ベック

●あらすじ
ハイスクールを舞台に繰り広げられる復讐劇を描いたサスペンスアクション。
不良たちの起こしたレイプ事件を知った転校生・デビットは、不良たちと大喧嘩をし、足を潰されてしまう。
復讐心に駆られた彼は、不良たちを次々と惨殺していくのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
先日「クラス・オブ・1999/処刑教室2」を観たので、同じ処刑教室のタイトルがついたこちらも鑑賞。
まず本家の「処刑教室」の方は、教師VS生徒の構図だが、本作は生徒同士の争いである。
主人公のデビットは良い奴かと思いきやそうではなくて、まず高校生なのに刑務所あがりの不良。
そんなデビットが転校してきたハイスクールは不良集団に牛耳られているが、この不良集団はわずか4人しかいない!
しかも悪さをする内容も小学生のいたずらレベルなので、何故学校のみなはこいつらに逆らえないのかが謎である。
だがムショ帰りのデビットだけは違い、彼らが嫌がらせをする奴らの味方になって色々と助けてあげたりする。
するとそれを面白く思わない不良たちは、デビットの足の上に修理中の車を落っことして大怪我を負わせる。
どう見ても完全に足が潰され、全治三か月から半年くらいは掛かりそうな大怪我なのに、何とデビットは1週間で退院。
怪我も完治しているように見えるが障害は残るので、足は引きづる事になってしまった。
ここからデビットはおかしくなっていき、不良たちを次々と抹殺。
だがまだ尺が30分以上残っている。
この後の展開どうするんだと思っていたら、この後の展開が衝撃的だった!
まず今まで我が物顔だった不良たちがいなくなると、それまでいじめられていたやつらが逆にイバリだして
他の大人しい生徒たちに嫌がらせをするようになった。
ちょっとこの展開は面白かった。と同時に実際にありそうな展開だなと思って面白かったよ。
だがこの映画が真にイカれているのはここからで、急にイキリ出した元いじめらっれ子たちはお互いに徒党を組む事も無く、
それぞれが自分こそはこの学校を支配できる凄いやつだと思い込み、そのように振舞うようになってしまう。
そして彼らはみなデビットに対し一緒にやろうと誘うのだが、デビットは全て断る。
のみならず声を掛けてきた彼らが気にいらなかったのか、デビットはダイナマイトを自作して彼らを次々と爆死させてしまうのだ!
一体何でそんな行動に走ったのかの説明は全くなく、デビットは悲劇的な終わりに向けて暴走してしまう。
と言った凄い超展開になってしまうのだ。
いやあこれにはビックリしたね。
出てくる女生徒たちが次々と全裸になってヘアを見せまくるのも驚くが、
この超展開のストーリーにも是非驚いて欲しい。

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