恐怖の洞窟

「恐怖の洞窟」
原題：IT'S ALIVE!
1968年　アメリカ　80分
■監督：
　ラリー・ブキャナン
■出演：
　トミー・カーク
　シャーリー・ボンヌ
　ビル・サーマン
　アナベル・ウィーニック
　コーヴェス・オウスターハウス

●あらすじ
ガス欠で田舎の森で動けなくなってしまった夫婦が農家の人質となる。
その農家は狂気の持ち主であり2人を飼っている怪物の餌食にしようと計画するのであった。
（Amazon Prime Videoより）

★感想など
と言ったわけで最初に目に留まったタイトルであり、前回の「悪魔の呪い」と同じ監督作。
だがこれはいただけなかったなあ。
脚本と演出が悪いのが全てだが、テンポが悪い。話の繋がりが悪い。怪物がほとんど出てこない。
などツッコミどころが多すぎなのもあるが、一番ツッコミたいのは洞窟に監禁された人たち。
彼らに男の家に捕われている中年女性が食事を運んでくるのだが、堂々と檻の中で手渡ししている。
檻を開けて出入りする描写がなく、檻とは別の方向に去っていくから檻の中に家と通じる通路があるはずなのだが、
監禁されている人たちはその通路を使って脱出することなど露も考えず、堂々と出入りしている中年女性に
檻を開ける道具を持ってきてくれなどと頼むのだ。
これはヒドイ。
まあＣ級ＳＦホラーとやらに興味がある人なら。