「ブルース・リー フォーエバー」
原題:Bruce Lee 31st Anniversary Edition
2003年 香港 86分
■監督:
トビー・ラッセル
■出演:
李小龍(ブルース・リー)
李國豪(ブランドン・リー)
●あらすじ
死後30年以上を経ても圧倒的な人気と影響力を誇る永遠のアクションスター、
ブルース・リーの秘蔵ドキュメンタリー。
謎の死に関する新しい証拠をはじめ、同じく急逝した息子、
ブランドン・リーのインタビューなど、貴重な未公開映像を収録。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
これ1993年イギリス制作「ブルース・リー伝説(DEATH BY MISADVENTURE)」の名前変えただけでしょ?
内容がどう見ても「ブルース・リー伝説」だからね。
まあ本作のウリはブランドン・リーのインタビューとか、ブルース・リーの死後すぐの写真とか
今まで世に出ていなかった映像の数々でしょう。
ついでにブルース・リーの子役時代の映像もたっぷり観ることができる。
ただ全く納得出来ないのが、リーの半生を追っているから劇中でリーの主演作の紹介になるじゃん。
その時に「ドラゴン危機一発」とか「ドラゴン怒りの鉄拳」とかの紹介の時に、ブルース・リー本人の映画ではなく
黎小龍(ブルース・リィ)主演の「ブルース・リー物語」の映像なんだよ!
話の流れから李小龍の映画だと思うよなこれじゃあ。元々はイギリスで流してるやつだし。
黎小龍には何故か拘っていて、「死亡遊戯」の時はきちんと
「新死亡遊戯 7人のカンフー」の映像を使っているし!
でも黎小龍に、偽物李小龍をやっていた時のことをインタビューしているのは貴重だったけど。
とまあ総じて変なマニアックさに突っ走っている本作。
他にも偽物李小龍映画からは「決闘死亡塔」や「複製人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン」の映像や
呂小龍(ブルース・レ)に巨龍(ドラゴン・リー)の映像。
さらにここには混ぜて欲しくない梁小龍(ブルース・リャン)の映像まで紹介する。
これは監督をしているトビー・ラッセルのせい。
この人は香港映画マニアな外人で、日本でも香港映画についての本が発売されているが
これが結構マニアックな内容で、且つ視点が凄く独特なので読んでいて面白かった。
とまあディープな香港映画好きなら楽しめるかも知れないが、一般の人は触れない方が幸せであろう。
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