レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

カンフー・キングダム EPISODE1:王国の存亡

2009年10月17日 23時38分07秒 | 功夫/空手/武侠片

「カンフー・キングダム EPISODE1:王国の存亡」
原題:KUNG FU KILLER
2008年 米 89分
■監督:
 フィリップ・スピンク
■出演:
 デヴィッド・キャラダイン
 ダリル・ハンナ
 鄭佩佩(チェン・ペイペイ)

●あらすじ
世界征服を目論み、麻薬帝国を築いた将軍。
武術家の郷、武当は正義を求めて立ちはだかる。
大虐殺の中、唯一生き残った武聖クレイン。少林の存亡を賭けた闘いが始まる。

数百年もの間、選ばれし者たちが過酷な鍛錬を積む武当の寺。
1929年、アヘン戦争の真っ只中の中国では山間の村々に芥子を栽培させては麻薬を上海に運び、巨万の富を築くカーン将軍がいた。
彼に歯向かう者は全て抹殺されてきたが、人徳に厚い武当の僧侶たちは人々を救うべく立ち上がる。
しかし総長が殺害され、師範であるホワイト・クレインも瀕死の重傷を負う。
村人に救われた彼は恩師の教えに反する復讐の炎を胸に上海へと向かう。
そこで行方不明の科学者の弟を探すクラブの人気歌手ジェーンとクラブのオーナーのビンゴに出会った彼は、禁じられた復讐の戦を始めようとしていた。

★感想など
ビデオ屋でパッケージを見た瞬間にシビレタ。
「ドラゴン・キングダム」のパクリじゃん!(タイトルもね)
しかも主演は、あのデヴィッド・キャラダイン!
これは観るしかと思い、今回観てみたが
つまんねー!
開始早々に師匠のチェン・ペイペイを殺されたデヴィッド・キャラダインが、
禁じられた復讐を挑むストーリーながら、開始30分程であっさり仇討ちに成功。
その後、真の大ボスと接近するや否や、何故か片腕の地位を得て何もせず。
そのまま自分を助けてくれた恩のある村を攻め込む瞬間に立会い、村人たちが抵抗するのを見て
なんだか自分も流されて大ボスと戦い、殺しちゃいました。めでたし、めでたしみたいな話。
なんじゃそりゃ! お前には主義主張が無いのか!
そんな感じのお話で、キャラダインには共感どころか、むしろイライラする始末だし
功夫シーンもハリウッド製の割には悪くないが、もちろん本場香港には全く敵わないレベル。
と言う訳で、トータル非常にかったるく眠くなりました。
89分でも長く感じた本作。
観終わった感想として、
こんなのにまだ続きがあんのかよ、と思いました!
パッケージに騙されてはいけない典型ですな。
そしてこの項、驚愕のパート二に続く。
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ディテクティブ

2009年10月15日 00時05分35秒 | アクション

「ディテクティブ」
原題:UNTIL DEATH
2006年 米 113分
■監督:
 サイモン・フェローズ
■出演:
 ジャン=クロード・ヴァン・ダム
 ウェス・ロビンソン
 スティーヴン・レイ

●あらすじ
悪がはびこる街、ニューオーリンズのフレンチ・クォーター。
潜入麻薬捜査官のアンソニー・ストウは、かつては正義感にあふれた男だったが、
緊張の続く激務のストレスと、妻ヴァレリーとの関係悪化がもとで、今では自らも麻薬に溺れるほどに落ちぶれていた。
そんなストウが追うのは、かつての同僚で現在は大物ドラッグマフィアとして頭角を現わしているキャラハンだった。
部下の女性刑事を使ったおとり捜査は成功したかに思われたが、逮捕寸前にキャラハンを捕り逃がし、部下は殉職してしまう。
もはや署内でも完全に孤立してしまうストウだったが…。

★感想など
「ヴァン・ダム死す」がキャッチコピー。
既に役者としては死に体かも知れんが!
この作品、全然勘違いしてた。
予告編では、ヴァン・ダムが凄い悪徳刑事で、悪いから殺されるのかと思ってた。
だが内容は全然違っていた。
はっきり言って面白くない。
ストーリーにヒネリも面白みもないし、ヴァン・ダムのキャラクターもただ嫌なヤツなだけで
ハッキリと改心したようなシーンもないので、奥さんとの仲直りも中途半端。
ヴァン・ダムを恨む同僚刑事の存在も半端。敵役も半端。
と言うか、全員何がしたいのかがさっぱり解らない!
ヴァン・ダムの開脚どころか、キックの一つも登場しない本作。
演技派開眼と言っても、後半はいつもの精彩の無いヴァン・ダム顔だったしなあ。
と言った訳で、ヴァン・ダムのファン以外には用はなし!
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

2009年10月12日 22時55分59秒 | SF/ファンタジー

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」
原題:THE MUMMY: TOMB OF THE DRAGON EMPEROR
2008年 米 112分
■監督:
 ロブ・コーエン
■出演:
 ブレンダン・フレイザー
 李連杰(ジェット・リー)
 マリア・ベロ
 イザベラ・リョン
 黄秋生(アンソニー・ウォン)
 楊紫瓊(ミシェル・ヨー)

●あらすじ
古代中国。自然界を操る魔力を持った皇帝は、呪術師の娘ツイ・ユアンに不死の魔術を発見させるが、
皇帝に愛する人を殺された彼女は皇帝と臣下全員を呪いにかけ、陶器にしてしまうのだった。
それから約2000年後の1946年、ロンドンで幸せに暮らすリックとエヴリンのオコーネル夫妻は、
持ち主を不死の泉へ導くとされるブルー・ダイヤ“シャングリラの眼”を上海の博物館へ戻しに行く、という任務を外務省から託される。
すると現地には、ハーバード大学に留学しているはずの息子アレックスがいた。
実は彼は、2000年前の皇帝陵を発掘する大偉業を成し遂げていたのだった。
しかし、一家がその皇帝のミイラを見に博物館を訪れると、中国を世界最強の国にしようと手を組んだ館長とヤン将軍が
“シャングリラの眼”を奪い取り、皇帝を生き返らせてしまう…。

★感想など
このシリーズ凄い面白くて好きだった映画。
第三弾となる本作には、李連杰・黄秋生・楊紫瓊と期待の俳優陣も登場。
凄い期待して観たんだが、かなりのガッカリ感であった。
だって、ジェットが蘇って何もしないまま、滅ぼされて終わり。
なんじゃそりゃ。
前二作のような楽しさが無くなっているのは、なんでだろう?
息子のせいか?
と言っても、前二作のストーリーとかすっかり忘れているんだよねえ。
その内機会があったら、観直してみるかな。
そういえば、リン役のイザベラ・リョンは、最初「ドラゴン・キングダム」に出てた人かと思ったが
違ってたんだね。
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ブラック・サイト

2009年10月10日 01時07分32秒 | ホラー

「ブラック・サイト」
原題:UNTRACEABLE
2008年 米 100分
■監督:
 グレゴリー・ホブリット
■出演:
 ダイアン・レイン
 ビリー・バーク
 コリン・ハンクス

●あらすじ
現代のネット社会を脅かす緊迫のサイコ・サスペンス。
アクセスカウントの上昇によってその対象となった人間を死に至らしめる公開殺人サイトを操る謎の犯人と
女性FBI捜査官の息詰まる追跡劇をスリリングに描く。

警官だった夫亡き後、母親と幼い愛娘と共に暮らすFBI特別捜査官ジェニファー。
サイバー犯罪が専門の彼女は、インターネット上にはびこるあらゆる犯罪を取り締まっていた。
そんなある日、“killwithme.com”という不審なサイトの情報が入る。
それは身動きのとれない動物が衰弱していくさまをライブ中継したもので、しかも主謀者を突き止められないよう巧みに操作されていた。
やがて今度は、縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出される。
しかも、アクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる仕掛けが施されていた。
そしてジェニファーらの捜査も虚しく、男はアクセス増加によって命を落としてしまう。
なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中、ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする…。

★感想など
あらすじは、興味が持てる内容である。
だが内容の方は、残念な事に凡作と言えよう。
まずストーリー展開にダイナミックさが無いし、犯人が途中で解る所も得に意味がなかったし。
またヒロインのダイアン・レインも、最初は全然知らない人かと思ってた。
表情がほとんど変わらず、常にしかめっ面で感情移入なぞ出来ない。
ダイアン・レインとも知らず
ジョディ・フォスターの偽者くらいにしか思えんかったよ!
そして殺害シーンだが、残虐度も高くどんどんエスカレートしていく様を見ても
なんだか「SAW ソウ」の影響下におかれているなあ。
と言った訳で、とっかかりに興味がある人は観てもいいかもね。
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バトル・ライダー

2009年10月06日 23時45分45秒 | アクション

「バトル・ライダー」
原題:MISSIONARY MAN
2007年 米 93分
■監督:
 ドルフ・ラングレン
■出演:
 ドルフ・ラングレン
 マシュー・トンプキンス
 オーガスト・シェレンバーグ

●あらすじ
金と組織に物を言わせる実力者によって支配され、荒廃しきっているとある街。
彼らの不正は平然とまかり通り、殺人も厭わないために保安官も手が出せず、市民も抑圧を受け怯えきっていた。
そんなある日、聖書とショットガンを携えたライダーという男がバイクに乗って現われる。
そして市民を手助けしたことから、彼も組織に目をつけられてしまう。
以来、街での圧力を一段とエスカレートさせていく実力者一味。
市民の苦しみを見るに堪えないライダーはついに立ち上がり、街の平和と秩序を取り戻すためショットガンと体ひとつで一味との対決に挑むのだが…。

★感想など
ドルフ・ラングレン老けたなあー!
それが最初の感想。
顔とか皺だらけで、殆どおじいちゃんである!
そんなおじいちゃんが、孫と言ってもいい少女に惚れられ、やる気のないアクションをする映画である。
全体を包むセピア調の画と言い、聖書をからめた宗教的な話と言い
こういった物語がやりたかったのなら
むしろアクション映画じゃない方が良かったのではと思える!
まあドルフ・ラングレン主演の映画で、アクションじゃなかったら怒るけどね。
だが彼の志向は元々アクションではないのではと思わせる作りだった。
いっその事、アクション抜きで(ドル抜きでもよい)一本好きなように作ってみたらどうだろうか?
結構、第二のイーストウッドになれる可能性はあるんじゃないかと思ったけどな。
オスカー受賞するくらいのね。
だが、彼のこれまでの人生は、こっちの方向に進んどきゃ良かったのになあ、というようなのばっかりだから
案外このまま朽ち果てていくかもしれない。
それでも私は応援してるぞ!
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