レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

痩せゆく男

2009年10月04日 21時30分06秒 | ホラー

「痩せゆく男」
原題:THINNER
1996年 米 92分
■監督:
 トム・ホランド
■出演:
 ロバート・ジョン・バーク
 ジョー・マンテーニャ
 カリ・ウーラー

●あらすじ
スティーヴン・キングのベストセラーを映画化したサスペンス・ホラー。
ジプシーの老婆を轢き殺してしまった弁護士ビリーは、警察署長、判事と共に事件をもみ消す。
だがビリーのもとにジプシーの長老が訪れて、彼に痩せてゆくと告げて去って行く。
次の日から、その言葉通りにみるみるビリーは痩せて行き……。

★感想など
これは中々面白かった。
ストーリーは王道ながら、その王道っぷりが良かった。
主人公の性格の変移も解り易く、話の展開とリンクしている点もグッド。
ラストのパイを誰が食った辺りの逃れがイマイチ不明だったけど、まあいいか。
それとマフィアのボスが、ボスなくせに手下をほとんど使わず、自分で大暴れする辺りの
チープさも捨てがたい。
ジプシー側の役者たちの、イカレタ演技は最高に凄く狂気に満ちている。
ホラー好きには結構オススメな作品ですよ。
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地獄の7人

2009年10月04日 21時29分24秒 | アクション

「地獄の7人」
原題:UNCOMMON VALOR
1983年 米 105分
■監督:
 テッド・コッチェフ
■出演:
 ジーン・ハックマン
 ロバート・スタック
 フレッド・ウォード
 パトリック・スウェイジ

●あらすじ
ひとりの退役軍人がベトナム戦争でMIA(戦闘中行方不明)となった息子を救出すべく、かつての息子の戦友らと共に現地へ飛び、
熾烈な攻防戦を繰り広げる戦争アクション。

元米軍大佐のローズは、ベトナム戦争が終結して10年経った今も、戦時中に行方不明となった息子が現地で生き続けていると信じていた。
国は行動を起こしてくれず居ても立ってもいられなくなったローズは自ら現地へ向かうことを決意。
同じく息子が行方不明になっている石油王マグレガーの援助を得て、まずはメンバー探しに取り掛かる。
そして息子の戦友たちに実践未経験の若手スコットを加えた6人を集め、訓練を開始するローズ。
スコットの父もまたベトナムで消息不明になっていた。
やがて、準備の整ったローズたちは捕虜収容所のある東南アジアへ向かうが…。

★感想など
MIA物の元祖。
監督のテッド・コッチェフはどこかで聞いた事あるなあと思っていたら、「ランボー」の監督でしたか。
そう考えると、本作~「ランボー」の流れは非常に興味深いですな。
アクション物を期待すると、中盤の中だるみなどは結構ダルイ。
登場人物が7人も居るが、それぞれのキャラクターのアクが強くないのが残念だ。
ラストのバトル・シーンは結構燃えるが、ハッピーエンドで終わらせなかったのは
この監督の特色だろうか。
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