「痩せゆく男」
原題:THINNER
1996年 米 92分
■監督:
トム・ホランド
■出演:
ロバート・ジョン・バーク
ジョー・マンテーニャ
カリ・ウーラー
●あらすじ
スティーヴン・キングのベストセラーを映画化したサスペンス・ホラー。
ジプシーの老婆を轢き殺してしまった弁護士ビリーは、警察署長、判事と共に事件をもみ消す。
だがビリーのもとにジプシーの長老が訪れて、彼に痩せてゆくと告げて去って行く。
次の日から、その言葉通りにみるみるビリーは痩せて行き……。
★感想など
これは中々面白かった。
ストーリーは王道ながら、その王道っぷりが良かった。
主人公の性格の変移も解り易く、話の展開とリンクしている点もグッド。
ラストのパイを誰が食った辺りの逃れがイマイチ不明だったけど、まあいいか。
それとマフィアのボスが、ボスなくせに手下をほとんど使わず、自分で大暴れする辺りの
チープさも捨てがたい。
ジプシー側の役者たちの、イカレタ演技は最高に凄く狂気に満ちている。
ホラー好きには結構オススメな作品ですよ。