レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

2009年12月14日 20時54分26秒 | SF/ファンタジー

「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」
原題:HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY
2008年 米 119分
■監督:
 ギレルモ・デル・トロ
■出演:
 ロン・パールマン
 セルマ・ブレア
 ダグ・ジョーンズ

●あらすじ
地獄生まれの心優しき異形のヒーロー“ヘルボーイ”が活躍するアメコミ原作ファンタジー・アクションの続編。
今回は、人類の暴走に耐えかね伝説の最強軍団“ゴールデン・アーミー”を甦らせて人類滅亡を企むエルフ族の王子に立ち向かう
ヘルボーイとその仲間たちの運命を、ユーモアを織り交ぜつつスケールアップしたアクションと多彩なクリーチャー満載で描く。
監督は引き続き「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ。

★感想など
いやあ、期待以上の出来。
やってくれましたね、この監督!
この監督のモンスター好きは本物だ!
続編と言うものは、往々にして予算がUPする物。
それをどう使うかは監督次第だが、この人は増えた予算を、ほぼクリーチャー・エフェクトに使用。
結果、最初から最後までモンスターが大暴れする作品と化した。
これはほぼ狙い通りであろう。
モンスター好きとしては、前作から正統な進化を遂げている。
勿論、予算の使い方としての話で。
こちらが思った以上にモンスター大集合となり、「スター・ウォーズ」もかくやと言った感じだ。
これはこの監督の他の作品も観なければイカンかな?
最近、こういった作品を作る人として、ピーター・ジャクソンも有名だが
モンスター愛を上手く表現出来ているのは、ギレルモ・デル・トロの方が上。
そうなってくると、同監督が進めている「ホビットの冒険」にも、物凄く期待が高まると言う物だ。
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拳神/KENSHIN

2009年12月14日 00時00分22秒 | アクション

「拳神/KENSHIN」
原題:拳神/THE AVENGING FIST/GOD OF FIST STYLE
2001年 香港 97分
■監督:
 劉偉強(アンドリュー・ラウ)
 元奎(ユン・ケイ)
■出演:
 王力石(ワン・リーホン)
 馮徳倫(スティーブン・フォン)
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
 元彪(ユン・ピョウ)
 梁詠[王其](ジジ・リョン)
 鄭伊健(イーキン・チェン)
 葉童(セシリア・イップ)

●あらすじ
人間の脳は、その90%は眠ったままになっており、そこは“神の禁区”と呼ばれていた。
そして、その秘められた能力を引き出すパワーグローブの研究開発が政府により進められていた。
だが実験は成功したものの、突如研究はストップされその事実は闇へと葬られてしまった。
それから20年後の近未来サイバーシティHONGKONG。
青年クァンは、警察官で拳法の達人だった父フォンロイの姿を、彼を映した映像でしか知らない。
母ウィンからは、クァンが生まれる前に父は死んだと聞かされていた。
そんなある日、ウィンのもとにフォンロイの元同僚ダークがパワーグローブを手に現われ、クァンに真相を話すよう伝える。

『風雲/ストームライダーズ』のスタッフと豪華キャストによる香港SFアクション超大作だが、
無許可のまま日本の格闘ゲーム『鉄拳』の映画化を試み、紆余曲折の末、
結局別物として完成されたという曰く付きの作品でもある。

★感想など
当初はタイトルを「鉄拳」にしようとしてナムコと揉めた末、このタイトルになりました。
洪金寶・元彪など、かつての大物アクション・スターを揃えているくせに
CGバリバリなアクション映画になっているのが勿体無い。
そういえば『風雲/ストームライダーズ』もまだ観てないけど、こういった作品なんだろうな。
最初、元彪の出番はもっと少ないと思ってたが、結構出てたのが嬉しかった。
あと、洪金寶とからむシーンがあったのも、ほっとした。
最初に若手二人が闘うシーンは、もろゲーム感覚で期待させたが
その後の展開が青春映画風になっているのが、いまいち面白くない所。
でも最近の映画が好きな人、と言うか、昔の功夫映画は面白いと感じないけど
「カンフーハッスル」とかは面白いとか言う人には、本作はオススメ出来るかも。
レレレ好きなオレには、正直喰い足りないけどね。
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ウエストワールド

2009年12月12日 10時39分45秒 | SF/ファンタジー

「ウエストワールド」
原題:WESTWORLD
1973年 米 90分
■監督:
 マイケル・クライトン
■出演:
 ユル・ブリンナー
 リチャード・ベンジャミン
 ジェームズ・ブローリン

●あらすじ
ハイ・テクノロジーを駆使し様々な時代を体験できるた巨大遊園地デロス・ランド。
その中の西部世界を再現したセクションで突如ロボットの反乱が起きる。
出世作「荒野の七人」で自分が演じたガンマンのロボットに扮したY・ブリンナーの物言わぬ不気味さが印象的。
SF作家M・クライトンが自作の小説を脚色・初監督した。
続編「未来世界」と、短命に終ったTVシリーズ“BEYOND WESTWORLD”が製作された。

★感想など
今では当たり前のようになっている、ロボットの反乱というテーマ。
それをこの時代に映画化するとは、SF作家と言うのは対した想像力だよな。
マイケル・クライトンが監督までやってるとは知らなかった。
映画としてみると展開のたるさが気になる。
ユル・ブリンナーが暴れるのも、随分遅いしね。
だがブリンナーは自身のセルフ・パロディーを演じているのは、観ていて楽しい。
大スターがこんな事するなんて、
まるで香港映画のようだ!
世界観も細かく描かれており、テーマパークの運営側の描写の細かさはB級映画とは思えないくらい。
二度観たいとは思わないが、続編の「未来世界」も是非観てみたいな。
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墓場鬼太郎 第3話

2009年12月08日 02時27分13秒 | アニメ

「墓場鬼太郎 第3話 『吸血木』」
2008年 日本 30分
■原作:
 水木しげる
■声の出演:
 野沢雅子
 田の中勇
 大塚周夫

●あらすじ
地獄から戻ってきた水木。
そんな水木とひょんなことから出会った歌手・トランプ重井は、鬼太郎という不吉な子供の存在を知る。
ある夜、ねずみ男が重井に吸血木の種を植えた。
人間が木になるという種で、ねずみ男はこの種で金儲けを企んでいた。
だんだんと身体が木になっていく恐怖。
そのころ鬼太郎は憧れの同級生・寝子の家に下宿していた。
歌手になりたい寝子。
そんな寝子の願いをかなえるべく、鬼太郎は水木の仲介でトランプ重井のもとを訪ねる。
トランプに訪れた新たな恐怖・鬼太郎。
彼はこの危機からどうやって逃げ切るのか?!

★感想など
ネコ娘みたいな女の子が出てきましたよ。
名前は寝子だし、服装はネコ娘だし。
きっとこの子がネコ娘になるんだろうと思ってたら、第3話ではならなかった。
次回以降なるんでしょうか。
ここまで観てきてこのアニメ、一話完結なんじゃなくて、ちゃんと繋がってるんだね。
水木が地獄から戻ってくるとは思わなかったよ。
なんとなく2話よりは面白かったかな。
でも最初の感動と言うか、次が観たいという感情が薄くなりつつあるな。
代わりに電気グルーヴの主題歌が、だんだん耳に残るようになってきたが。
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レネゲイズ

2009年12月07日 00時03分04秒 | アクション

「レネゲイズ」
原題:RENEGADES
1989年 米 106分
■監督:
 ジャック・ショルダー
■出演:
 キーファー・サザーランド
 ルー・ダイアモンド・フィリップス

●あらすじ
フィラデルフィアの警官バスターは汚職警官摘発のために、組織の企てたダイヤモンド強奪に囮捜査として潜入する。
だが強奪の中、組織のボスは押し入った美術館に展示されていたラコタ・インディアンの“聖なる槍”をも奪ってしまう。
その時、兄を射殺されたインディアン青年ハンクは傷ついたバスターを救い、それが縁となって二人は協力して組織の追撃を開始する。
私服刑事とインディアンのにわかコンビを主人公にしたアクション映画で、全体的に昔懐かしい西部劇の味付けがなされている。

★感想など
ブラッド・パックだっけか?
「ヤングガン」とかでも共演してたよね、この二人。
ちなみにこのパッケージは、もう20年くらい見覚えがあり、いつか観たいと思ってた作品。
そしてこの二人は、基本的に好きな俳優。
キーファーは「スタンド・バイ・ミー」や「ロスト・ボーイ」も良かったなあ。
なので「24」と言うよりは、ブラッド・パックな印象だな。
L・D・フィリップスも、キャラクターと言うか存在が新鮮なので、今見てもやっぱり新鮮だ。
だけど、この人基本的には、どの役演じても同じだね。
だから90年代以降は、出演作が日本に来なくなったのかな?
本作に関しては、監督がジャック・ショルダーと言う辺りも惹かれる要素なのに、まるで普通。
よそのサイトで、本作の二人はまるで恋人同士のようだと書かれているのを見たが
その指摘は言いえて妙だなと感心した。
と言う訳で、ブラッド・パックに特に思い入れが無い人には無縁な映画かな。
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