レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

スーパーガール

2011年12月18日 23時05分22秒 | SF/ファンタジー

「スーパーガール」
原題:SUPERGIRL
1984年 英 126分
■監督:
 ジュノー・シュウォーク
■出演:
 ヘレン・スレイター
 フェイ・ダナウェイ
 ピーター・オトゥール
 ブレンダ・ヴァッカロ
 ピーター・クック
 ミア・ファロー

●あらすじ
「スーパーマン」シリーズの番外編。
失われた秘宝オメガヘドロンを追ってアルゴ・シティから地球へやって来たスーパーガールと、
ジェラシーから彼女を狙う魔女の戦いを描く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「スーパーマン」シリーズを観ているうちに、なんとなく思い出した本作。
出来の悪さに関する評判は前から聞いていたので、今このタイミングを逃したら
一生観ないかもなと思い、観てみました。
話がしょうもないと言う指摘は正にその通りとしか言いようがなかった。
「スーパーマン」のようなスケール感は皆無で、田舎町で男を取り合ってるだけの映画。
とは言え、「スーパーマン」シリーズに出ているデイリー・プラネットの記者が
同じ役で登場したり、ヒロインが仲良くなる女の子がロイスの妹だったりと、本家とのリンクも面白い。
敵役に扮した魔女二人の掛け合いも楽しいが、全体を引っ張る力が圧倒的に存在しないのが痛い所。
でもスーパーマンとスーパーガールが並び立つ映画って観たかったなあ。
ところでスーパーガールがクラーク・ケントのように名乗る名前は、なんとリンダ・リー。
ブルース・リーの奥さんの名前と一緒!
そんなところに楽しみを見出した、レレレ野郎でした。
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スーパーマン リターンズ

2011年12月16日 00時13分38秒 | SF/ファンタジー

「スーパーマン リターンズ 」
原題:SUPERMAN RETURNS
2006年 米 154分
■監督:
 ブライアン・シンガー
■出演:
 ブランドン・ラウス
 ケヴィン・スペイシー
 ケイト・ボスワース
 ジェームズ・マースデン

●あらすじ
スーパーマンが失踪してから5年後。
スーパーマンことクラーク・ケントは、故郷クリプトン星を探索する旅から帰還し、
かつての勤め先であるメトロポリスの新聞社“デイリー・プラネット”に復帰する。
以前愛した女性記者ロイスにもう子どもがいる上、
彼女が編集長のおいリチャードと婚約したと知って大ショックのクラークだが、
大物犯罪者レックス・ルーサーは、仮釈放が認められて出所。
スーパーマンに復讐する機会を窺うが……。
(WOWOWより)

★感想など
久しぶりに復活したかと思えば、既に無かったことにされている新シリーズ1作目。
と言うよりか、新々シリーズ1作目がもう作られているかも?
監督がシリーズ1と2のファンなのは解るし、実際沢山のオマージュも捧げられている。
だがこれはちょっと違うなあ。
ブランドン・ラウスは割と悪くはないんだが、ちょっとニヤけた感じがどうも。
何より、スーパーマンの時は悪くないんだが、クラーク・ケントを演じている時に魅力がない。
クリストファー・リーブ演じるクラーク・ケントは、とぼけた感じが最高に良かったんだが。
ロイスも前シリーズとはすっかりキャラクターが変わってしまっている。
全く魅力なし。
そしてストーリーも終わってる。
昔別れた二人がねちょねちょやってるだけの話だった。
スーパーマンはその能力を透視とか聞き耳とかを全開でロイスの様子を探る
ほとんどストーカー状態。
ロイスは前シリーズの印象をぶち壊すキャラが2時間以上も続く、だいなしっぷり。
ラストのロイス・ロイスの息子・スーパーマンのシーンはようやく良いシーンだったとは思ったし
CG全開の特撮シーンは流石に迫力満点ではあるが、全体的に見所がマニアックになっている。
シリーズのファン向けに作っているのかも知れんが、シリーズのファン程駄目だしするかもね。
あと、やっぱり最近の映画は全体的に暗いね。
画面全体が暗いのは言うに及ばず。各キャラクターも常に憂鬱そう。
80年代までの映画は基本的にみなノー天気な明るさに溢れていた。
そういった点が映画を観ているこちらも楽しい気分にさせてくれたのに
90年代以降の映画は、観ているこちらを暗い気分にさせたいような映画ばっかり。
これ、なんとかならんのかね。
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スーパーマン4/最強の敵

2011年12月14日 22時49分48秒 | SF/ファンタジー

「スーパーマン4/最強の敵」
原題:SUPERMAN IV: THE QUEST FOR PEACE
1987年 米 93分
■監督:
 シドニー・J・フューリー
■出演:
 クリストファー・リーヴ
 マーゴット・キダー
 ジーン・ハックマン
 マーク・マクルーア

●あらすじ
“スーパーマン”を生み出した、アメコミ界の大手出版社「DCコミック誌」の創刊50周年を兼ねて制作されたシリーズ第4作。
ジーン・ハックマン演じる悪党レックス・ルーサーが復活。
スーパーマンの細胞と核エネルギーから作られた“ニュークリアマン”が挑む!!
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
パート3の出来があまりにも悪かったせいか、第四弾では原点回帰。
レックス・ルーサーの復活や、ロイスや編集部の面々のメイン返り咲き。
そこ意外にも故郷の登場とか、全体的に3は無かったことにしようとの感がありあり。
それでいて尺が短いのも好印象だが、話の方は全くのレレレだった。
特に生身のまま宇宙まで連れ出された女性とかは、もう笑う意外ないぞ。
ただパート3と違って、シリーズのファンで、且つレレレ好きなら意外とイケルと思う。
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スーパーマン III/電子の要塞

2011年12月12日 23時49分08秒 | SF/ファンタジー

「スーパーマン III/電子の要塞」
原題:SUPERMAN III
1983年 米 123分
■監督:
 リチャード・レスター
■出演:
 クリストファー・リーヴ
 リチャード・プライアー
 マーゴット・キダー

●あらすじ
巨大コンピュータとの戦いを描くシリーズ第3弾。
超高性能コンピュータを開発して世界の富を手に入れようと企む大企業の社長ウェブスターは、
天才プログラマーのゴーマンを仲間に引き込み、気象衛星をコントロールすると南米上空に豪雨を降らせ
コーヒー畑を壊滅させようとする。
しかし駆けつけたスーパーマンに作戦を阻止されたウェブスターたちは、彼の弱点であるクリプトナイトの存在を突き止めた。
クリプトナイトの影響で、スーパーマンの心に悪が芽生え始めた頃、
ウェブスターたちはグランド・キャニオンにスーパー・コンピュータの要塞を作り上げていた……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
どうにもこうにもな作品。
前作では不満を持っていたのかも知れないが、リチャード・レスターがこれを作りたかったのだとしたら
勘違いも甚だしいと言ったところか。
シリーズのお約束をほとんど無視し、ロイスなどもほぼゲスト出演扱い。
代わりにスーパーマンを差し置いて活躍するのが、ガス・ゴーマン。
その点も踏まえて、一向に面白くないのはどういったことだ。
まあラストの電子の要塞だけは、ファミコン的チープさがちょっと受けたが。
とにかく、これで良くシリーズが打ち切りにならなかったなと言えるような駄作。
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スーパーマン II/冒険篇

2011年12月11日 22時07分35秒 | SF/ファンタジー

「スーパーマン II/冒険篇」
原題:SUPERMAN II
1981年 米 126分
■監督:
 リチャード・レスター
■出演:
 クリストファー・リーヴ
 マーゴット・キダー
 ジーン・ハックマン
 テレンス・スタンプ

●あらすじ
第1作の冒頭で宇宙に幽閉されていた惑星クリプトンの3悪人が復活。
地球に襲来してスーパーマンと一大決戦を繰り広げる、シリーズ第2弾。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作「スーパーマン」とは前後編とも言える内容。
監督も途中まで前作と同じ、リチャード・ドナーだったらしいし。
3悪人の活躍が、なんだかスケール感を感じないのが残念だが、映画自体の作りは良い。
前作の雰囲気そのままって感じ。
まあ監督がほぼ同じなら、そうなっても当然だろうが。
前作が気に入ったなら、本作を観ても全く問題はない。
是非、二作で一作くらいのつもりで観て欲しい。
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