レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』 第1話「96年目の出発」

2022年02月22日 19時14分48秒 | アニメ

『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』 第1話「96年目の出発」
2016年 日本 24分
■声の出演:
 内山昂輝
 広橋涼
 下野紘
 戸松遥

 ナレーター
 池田秀一

●あらすじ
宇宙世紀0096年--。
ネオ・ジオン軍と地球連邦軍が戦火を交えた『シャアの反乱』から3年。
工業コロニー、インダストリアル7に住む少年バナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
去年の年末に久々にガンプラを買ったんですよ。
年末の買い物でデパートのおもちゃ売り場を通り過ぎた時に、ふと気になって手に取ったのが1/144のガンダム。
ENTRY GRADEと言う新しいキットのようだったが、箱に書いてある説明文を読んだだけで
これが素晴らしいキットであることはすぐに分かった!
その場は買わないで帰ったんだけど、どうしても気になってしまい1週間後に近所の電気屋で買ってしまいました。
いやあ、そしたらあまりの出来栄えに感動しましたねえ!
ガンプラもここまで進化したかと。
まあ出来上がったガンダムは主に子供が遊んでたんだけど、そうなると子供の頃の夢だったジオラマが作りたくなってきた。
そうなるともう一体欲しいな思って、仕事納めも済んで年末休みの間に新発売の量産型ザクを買いに行ったんだけど
まあどこの店にも売ってないね。
しょうがないから代わりにどこでも売ってたシャアザクを買ったけど、これまた素晴らしい進化具合!
正直1/144で1,600円くらいの値段はどうかと思ったけど、それでも内容は素晴らしかったね。
と言った感じで何だかガンダム熱が上がってきている現在。
ふとしたことで目にした本作は、何とあの「逆襲のシャア」の3年後が舞台とのこと。
「閃光のハサウェイ」よりも時代が前だから、面白そうだなと思って観始めることにしました。
相変わらず最近のアニメは絵が綺麗だなと思う反面、池田秀一の声が随分元気がないけどと思いながらも
なんかアムロとかカミーユ的な主人公に、ハサウェイみたいに唐突に絡んでくる謎の美少女と
ガンダムのフォーマットは変わらないなとか思いながら第1話が終わりました。
しかし一番気になったのは最後の声優さんたちの名前が並ぶところ。
チョーと言う名前が。
チョーさんと言えば「いないいないばぁっ!」のワンワンじゃん!
早くチョーさんの声聞きてえ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホワイト・ストーム

2022年02月22日 13時00分08秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「ホワイト・ストーム」
原題:掃毒2 天地対決/THE WHITE STORM 2: DRUG LORDS
2019年 中国/香港 99分
■監督:
 邱禮濤(ハーマン・ヤウ)
■出演:
 劉德華(アンディ・ラウ)
 古天樂(ルイス・クー)
 苗僑偉(ミウ・キウワイ)
 林嘉欣(カリーナ・ラム)
 鄭則仕(ケント・チェン)

●あらすじ
麻薬に手は出さないというおきてを固く守ってきた、香港最大の裏組織である正興。
だが、メンバーの地蔵がそれを破ってしまい、義兄弟のティンは制裁として彼の指を切断する。
15年後、地蔵は香港麻薬四天王の一人として裏社会で絶大な力を振るうようになり、
ティンは金融界で成功を収めて麻薬撲滅運動に力を注いでいた。
麻薬組織の襲撃事件が多発することに激怒したティンは、香港最大の麻薬密売人を殺した者に懸賞金として1億ドルを出すと発表。
それを機に彼と地蔵は宿敵同士となって激しく対立する。
(シネマトゥデイより)

★感想など
超大傑作だった「レクイエム -最後の銃弾-」の続編。
と言っても「盗聴犯」シリーズのように内容は全くの無関係。
監督も違うし、出演者に至ってはルイス・クーしか前作から出演していない。
代わりに現香港映画界の帝王アンディ・ラウが主演になり、豪華さが増した。
アンディ・ラウっていつまでも若若しくて格好良いよねえ。
ルイス・クーとの男前対決ってのも納得できるが、この二人なら顔だけでなく演技面でも実力者の二人なので
二人の迫力だけでも相当盛り上がれる。
他にもケント・チェンの重鎮ぶりも相変わらずだが、それよりも久しぶりに見たなあミウ・キウワイ。
彼はサモ・ハンの「七福星」で登場したのが日本では初かな?
「七福星」の時は若くてちゃらい兄ちゃんの役だったけど、本作では随分渋くて格好良い男に変貌してたねえ。
この後も活躍していくのかな? ちょっと要注目で。
そう言えば「七福星」と言えば、アンディ・ラウも「七福星」が恐らく日本初の出演作じゃないかな?
そう考えると感慨深い。
<閑話休題>
さて本作の感想だが、上映時間が短いのもあってテンポ良く話しが進んでいく。
話はアンディ・ラウ中心に進んでいき、そこにルイス・クーの流れが加わっていく。
ルイス・クーの悪党ぶりがそれほどでもない感じがするが、目的がハッキリしているから描写があっさりしているのかも。
アンディ・ラウとミウ・キウワイは、それぞれ自分の家族の話(というか子供)がテーマとして加わり、話に厚みを持たせる。
そして本作の代名詞ともなっている、ラストのカー・チェイス・シーン。
アンディ・ラウとルイス・クーがそれぞれ運転する車が地下鉄構内の中を爆走し、最後は地下鉄に激突するまでを大迫力で描いている。
地下鉄構内のセットを丸々作ったとは言えそこは香港。
人が轢かれたりはね飛ばされたりギリギリだったりの、超危険なスタントの数々。
まるで本当に地下鉄を暴走しているかのような映像は、迫力ありすぎでヤバすぎ。
確かにこんな映像観たことないと言ってもいいかもしれない。
出てくる人が次々と結構あっさりと死んでいくのも本作の特徴。
前作に引き続き本作も観る価値アリですぞ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・カラテ

2022年02月21日 12時48分07秒 | 功夫/空手/武侠片

「ザ・カラテ」
1974年 日本 87分
■監督:
 野田幸男
■出演:
 山下タダシ
 鈴木正文
 山城新伍
 堀越陽子
 片桐竜次
 川谷拓三

●あらすじ
黒い強拳、世界を制す!世界の強豪、日本に集結!
その真っ只中に帰ってきた沖縄小林流七段・山下タダシの閃光必殺技が冴え渡る!
ブルース・リーに古武道を指導し、全米に空手ブームを巻き起こした男・山下タダシが、
日本凱旋主演第1回作品として、空手の真髄を披露した痛快アクション映画。
5万ドルの賞金と自分の武術をためすため、日本で開催される世界武道大会に出場しようと
20年ぶりに帰国した空手の達人・山下タダシが、次々と難敵を叩きつぶし、
大会を利用して私腹を肥やそうとする悪者一味と対決する。
(一般社団法人日本映画製作者連盟より)

★感想など
当時の東映がいかにカラテ映画に力を入れていたかが分かるシリーズだね。
1974年と言えば、東映のカラテ映画シリーズも始まったばかり。
千葉真一の「殺人拳」シリーズや、志穂美悦子の「女必殺拳」シリーズとあわせて三本柱を狙ったのかな?
さて謎の主演俳優である山下タダシは英語名ブロンソン・リーと言う。
きっとヒゲがチャールズ・ブロンソンぽいから、付けたんだろうな。
チャールズ・ブロンソン+ブルース・リーで、ブロンソン・リーにしたとみた!
名前は日本人ぽいんだけど海外育ちなせいか、かなりカタコトで怪しげな日本語を喋る。
これが吹き替えでわざとやっているのか本人なのかちょっと判断が付かないんだけど。
もしこれが本人だとすると、吹き替えにしない限りスターになるのは辛いな。
空手の腕前はかなり良いんだけどね。
これはカラテ映画を観ていてかなり安心できるポイントである。
しかし脚本の方がかなりトンデモで、今もレレレを書いていたら絶対にレレレに書いていたな。
何せ世界武道大会に集まる連中が、皆殺人空手の使い手であり、さらに素手のやつが皆無。
特技が投げナイフとか、棒術とか、鞭と斧とかばっかり。裏社会の暗殺者の集まりにしか見えない。
もしくはジミーさんの「片腕ドラゴン」の世界観だね!
世界の暗殺空手集団が出てくる時にアイキャッチが入るのも、初期の「女必殺拳」のようで嬉しい。
主人公のキャラクターが結構破綻していて、全然正義の人ではないが
千葉真一の「殺人拳」よりかはマシだから良いかな?
とにかくあの当時の熱い熱を感じられる映画であることは間違いない作品。
デタラメに見えるから知れないけど、そういった映画ほど愛しているのが当ブログ!
好きな方は是非どうぞ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドント・ブリーズ

2022年02月19日 16時16分59秒 | ホラー

「ドント・ブリーズ」
原題:DON'T BREATHE
2016年 アメリカ 88分
■監督:
 フェデ・アルバレス
■出演:
 ジェーン・レヴィ
 ディラン・ミネット
 ダニエル・ゾヴァット
 スティーヴン・ラング

●あらすじ
リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督が再びサム・ライミ製作の下で撮り上げた戦慄のサスペンス・スリラー。
盲目の老人の家に盗みに入った若者3人が、相手の思わぬ反撃に遭い、想像を絶する恐怖に見舞われるさまを緊張感あふれる筆致で描き出す。
主演はジェーン・レヴィ、共演にスティーヴン・ラング。
荒廃した街デトロイトで、少女ロッキーと恋人のマニー、友人のアレックスの3人は重罪にならない程度の空き巣を繰り返していた。
自堕落な親を見限り、幼い妹を連れてここを出て行こうと考えていたロッキーにはまとまった金が必要だったが、
そこへマニーがある強盗話を持ちかけてきた。
ターゲットは孤独な盲目の老人で、娘を事故で失った彼は、賠償で得た大金を自宅の地下室に隠し持っているらしいというのだった…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
流石サム・ライミ!
監督しても製作しても面白い映画を作るね!
こうなってくるとサム・ライミが若い時に何故か出演した「地獄部隊サム・ライミ/虐殺ヒーロー」を観るしかないな!
本作も強盗に入った若者たちが、超絶無敵な盲目の老人に逆襲され怖い目に遭うと言う斬新な設定。
今になっても新しいアイデアが出てくると言うのは、やはり人間の想像力は無限なんだね。
時間が短いのもあってテンポ良く観ることができる。
老人が登場してからの緊張感も並々ならぬものがあり、一気に最後までいってしまう面白さがある。
これは傑作なので観る価値はあるね!
だがあの終わり方は気に喰わないな。あいつは是非、続編で最悪なことになって欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンキー・フィスト 猿拳

2022年02月18日 18時59分25秒 | 功夫/空手/武侠片

「モンキー・フィスト 猿拳」
原題:雑家小子/KNOCKABOUT
1979年 香港 92分
■監督:
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
■出演:
 元彪(ユン・ピョウ)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 劉家榮(ラウ・カーウィン)
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
 麥嘉(カール・マッカ)
 李海生(リー・ホイサン)
 火星(マース)
 林正英(ラム・チェンイン)
 鍾發(チュン・ファト)
 陳龍(ピーター・チャン)

●あらすじ
ユン・ピョウの初主演作で、監督と助演を香港映画界の重鎮サモ・ハン・キンポーが担当したコメディ・カンフー・アクション。
間抜けなサギ師コンビ、ディーとダムは、やたらと強い紳士に出会い弟子入りする。
だが、その紳士は稀代の大悪党で、二人はあわてて逃げ出すが、途中ダムは殺されてしまう。
九死に一生を得たディーは妙な拳法を操る浪人と出会う。
浪人は『猿拳』という珍妙な秘儀をディーに授ける。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
サモ・ハンが弟弟子であるユン・ピョウの主演作を用意してあげた作品。
だけど内容はジャッキーの「蛇拳」「酔拳」などを相当意識しているね。
まあこの時期サモ・ハンとジャッキーは、かなりバチバチしていた時期だからしょうがないのもあるが
この頃サモ・ハンはかなりの数の功夫映画を作っているが、こういったジャッキーの「蛇拳」系の内容はほとんど作ってないはず。
実際初めて観たね、こういった内容のは。
その分対抗意識も強く、敵ボスの秘技が蛇拳なのはもろ意識しているかな?
確かサモ・ハンの功夫映画で蛇拳も見たことない気がするから。
他にもユン・ピョウのおしりでくるみを割らせるのは「酔拳」が元ネタか?
とか色々勘ぐると面白い。
だがそんなのを除いても、共演陣が超豪華なのが楽しい。
まず異色なのがカール・マッカで、彼がゴールデン・ハーベストの映画に出ているのは凄く貴重だよね。
これはガルボフィルムからの流れかな?
他にもいつもは悪役が多いリャン・カーヤンが、コミカルな役を楽しそうに演じているのも新鮮な感じ。
それ以外にも火星(マース)が功夫シーンを演じているのも滅多に見たことないなあ。
火星(マース)は「プロジェクトA」の時計塔から落ちるスタントの1回目のシーンが彼だったりとか
ジャッキーと一緒に裏で超絶スタントをやっているが功夫シーンはほとんど無い印象だったので、これはかなりレアに感じた。
だが本作のウリは何と言っても、主演ユン・ピョウの動きの凄さにあるだろう!
アクロバティックな動きが得意なのは有名だが、本作での動きは若さもあって超絶に凄い。
その場で何回もバック転するとか、大縄跳びを飛びながらバック転・ジャンピングキックとか
はたまたラウ・カーウィンと二人で大縄を飛びながら功夫で闘うとか、マジで凄すぎ!
この動きは完全にジャッキーの「蛇拳」「酔拳」を凌駕している。
久しぶりにまたこの頃のユン・ピョウ作品観たくなってきたな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする