レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

キル・ビル Vol.1

2023年01月16日 18時08分41秒 | アクション

「キル・ビル Vol.1」
原題:KILL BILL: VOL. 1
2003年 米 113分
■監督:
 クエンティン・タランティーノ
■出演:
 ユマ・サーマン
 デヴィッド・キャラダイン
 ルーシー・リュー
 千葉真一
 栗山千明
 ヴィヴィカ・A・フォックス
 ジュリー・ドレフュス
 劉家輝(リュウ・チアフィ)
 大葉健二
 マイケル・マドセン
 ダリル・ハンナ

●あらすじ
ひとりの女が長い昏睡状態から奇跡的に目覚める。女の名は“ザ・ブライド”。
かつて、世界中を震撼させた暗殺集団の中にあって最強と謳われたエージェント。
5年前、彼女は自分の結婚式の真っ只中に、かつてのボス“ビル”の襲撃に遭い、
愛する夫とお腹の子どもを殺された上、自らも撃たれて死の淵をさまよった。
いま、目覚めた彼女の頭の中はビルに対する激しい怒りに満たされていた。
復讐の鬼と化したザ・ブライドは、自分の幸せを奪った者すべてを血祭りに上げるため、
たったひとりで闘いの旅へと向かうのだった…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前から「キル・ビル Vol.2」をもう一度観たいと思ってたんだよね。
と言うのは「Vol.1」はマカロニ・ウエスタンを土台に、上に功夫映画が乗っかっている作り。
「Vol.2」はその逆との事だったが、昔「Vol.2」を観た時はまだ西部劇を全然観てなかった頃だった。
だからあんまり面白いと思えなかった「Vol.2」も、西部劇を観た後にもう一度観たら感想変わるのかなと思ってた。
そこで当時に比べれば沢山西部劇を観てきた今なら! と思って「Vol.1」から観返してみた。
まずこの「Vol.1」はすげー面白い。
いくつものオマージュを全くまぶす事なく、本当にそのままぶち込んでくるこのやり方!
恐らく当時のものを少しでも変えたらそれは冒涜にあたると、オタクな監督はそう思っているのだろう。
だから当時そのまま。だがこの辺が最高に楽しかった。
だが「Vol.2」はやっぱりつまらなかった!
30分で観るの止めちゃったから、西部劇どうこうとかちっともわかんなかった。
でもこれでいいや。
そう言えば今回久々に「Vol.1」を観直して気付いたのは、「Vol.1」って徹底的にブルース・リーへのオマージュだなと。
オーレン・イシイが青葉屋で投げた投げ矢は「燃えよ!ドラゴン」のあのパーティのシーンでメイ・リンが投げた矢のオマージュで
クレイジー88との闘い終盤戦でユマ・サーマンが二刀流になって敵の足元を切るのは、「ドラゴン怒りの鉄拳」で
ブルース・リーが冒頭で鈴木道場に殴り込みを掛けてヌンチャクを持った時のあの動きと同じだし、
そもそも「グリーン・ホーネット」の曲もそのままだしね。
タラもここまでブルース・リーが好きだったハズなのに、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」ではヒドイ描写にしてリー・ファンを激怒させたんでしょう。
当然そんなもん観る気はしない。
と言うか私的にクエンティン・タランティーノの頂点は「キル・ビル Vol.1」と思っている。
オタク全開らしさと娯楽映画としてのバランスがちょうど良かった最後。
これから後はオタクの部分がどんどん肥大化していって、映画としては楽しめなくなっていったと感じている。
まあそこから観てないし、これからも観ようとは思っていないから別にイイんだけどね(笑)
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新・広島やくざ戦争~武闘派列伝~ 伝説の広島極道 山上功治の生涯

2023年01月12日 13時54分17秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「新・広島やくざ戦争~武闘派列伝~ 伝説の広島極道 山上功治の生涯」
2002年 日本 117分
■監督:
 辻裕之
■出演:
 小沢仁志
 乃森玲子
 竹内力
 金山一彦
 奥野敦士
 鬼丸

●あらすじ
小沢仁志が主演を務め、戦後の闇市を舞台に、空前絶後の死闘を繰り広げる怒涛のヤクザアクション。
服員兵であり岡崎組に拾われた山上がテキ屋で村西組の村西から暴行を受けた。
そしてそれが岡島組と村西組との抗争へと発展することに…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「広島やくざ戦争」シリーズは「仁義なき戦い」を大いに意識していると言えよう。
今までのシリーズは「仁義なき戦い 完結篇」のその後を描いたものだった。
タイトルに「新」が付いた本作は「仁義なき戦い 広島死闘篇」と同じ話を描いている。
主人公の山上は「仁義なき戦い 広島死闘篇」の山中と同じ人物。
竹内力が演じているのは、「仁義なき戦い 広島死闘篇」で伝説となっている千葉真一が演じた大友勝利と同じ人物。
だが各キャラクターも映画の内容も印象は全然違うなあ。って感じ。
ただし「広島やくざ戦争」シリーズとしての繋がりはあって、第一作のOPで登場したあのいつもの橋が出てくるとかは
シリーズを観ている側としてはちょっとニヤっとする。
ただやくざ映画としては抗争シーンとかが少なく、話の焦点が山上と言う男の生き様に終始していて、もうちょっと盛り上がりが欲しかったかな。
その点「仁義なき戦い」は群像劇として描いているので、抜群に話が面白いね。
まあ私が群像劇が好きだというのもあるかも知らんが。
とにかく、かの歴史的超名作である「仁義なき戦い」シリーズと比べるのは酷過ぎだが
「仁義なき戦い」の匂いを感じるやくざ映画シリーズとして十分価値のある名シリーズだと思う。
今までVシネマのやくざ映画って興味なかったけど、これからはもうちょい観てみたくなったしね。
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『銀河英雄伝説』 第55話「儀式から再び幕は上がり…」

2023年01月04日 12時00分13秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』 第55話「儀式から再び幕は上がり…」
1994年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(勝生真沙子)
 フランツ・フォン・マリーンドルフ(中村正)
 ブルーノ・フォン・シルヴァーベルヒ(山寺宏一)
 ヘルムート・レンネンカンプ(渡部猛)

《自由惑星同盟》
 ヤン・ウェンリー(富山 敬)
 フレデリカ・グリーンヒル(榊原良子)
 ユリアン・ミンツ(佐々木 望)
 アレックス・キャゼルヌ(キートン山田)
 ワルター・フォン・シェーンコップ(羽佐間道夫)
 ダスティ・アッテンボロー(井上和彦)
 オリビエ・ポプラン(古川登志夫)
 ルイ・マシュンゴ(中尾隆聖)
 カーテローゼ・フォン・クロイツェル(三石琴乃)
 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ(納谷悟朗)

《フェザーン自治領》
 ボリス・コーネフ(安原義人)
 マリネスク(緒方賢一)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
宇宙暦799年/新帝国暦1年。
ラインハルト・フォン・ローエングラムは、遂に新銀河帝国ローエングラム王朝の初代皇帝として即位した。
同じ頃、自由惑星同盟では、軍を退役したヤン・ウェンリーがフレデリカ・グリーンヒルと華燭の典を挙げ、
新婚生活に入っていた。
幸せな二人を見つつ、ユリアンは地球に向けて旅立つ。
時代は安定期を迎えたように見えたが、それは新たな激動の時代の始まりに過ぎなかった。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
去年の年末になるが、とある理由で街に出た時にふと目に留まったのが、銀英をモチーフにしたカフェ!
早速その場でお店の概要を調べてみると、これがまあ見事に銀英好きな事がわかるお店!
それは以下のメニュー名を見れば一目瞭然だろう。
・ドーソンのまるごと揚げじゃがいも
・フリカッセ~レンテンベルク要塞第6通路仕立て~
・無様な陣形バーニャカウダ
・パン屋の二代目のパン盛り合わせ
・「ロシアン・ティを1杯。ジャムではなくママレードでもなく蜂蜜で」のロシアンティ
・シロン星産の紅茶

などなど。
いやあ嬉しくなってその場で友達に「今度ここ行こうぜ」って連絡しちゃいましたよ!
てな感じで3期スタートしました。
ところで3期のエンディングの映像って、ちょっと悲しくなるよね。
そう言えばこのEDでフレデリカが着けてるエプロンって、「めぞん一刻」の響子さんと同じやつ?
製作会社確か同じだよね?
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