雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

標津町忠類川サケマス有効利用調査

2007-10-05 18:23:41 | 北海道&建機
先月、北海道に鮭つりに行かないかと、息子から誘いがあった。

行こうということだけ返事していたのだが、「サッカーの試合が入ったので」と断わりの電話が入ってそのままになっていたが、10月6日からの2泊3日の予定にしたからと連絡が来た。

これは本当に北海道まで鮭つりに行くことになりそうである。

何となくぼんやりと聞いていたのだが、行くとなるとどこへどのような形でと調べてみた。
確か北海道にいたときに鮭つりの話は聞いたがそれは謂わば密漁で禁止されていたのではなかったか?



調べてみると、かって不可能であった国内河川での鮭つりが可能になっているのである。
こんな立派なホームページに出会って驚いた。

単なる鮭つりではなく「平成19年度忠類川サケマス有効利用調査」に行くのである。
そして全て事前の申し込みが必要だという。

今回、行くことになっている標津町(しべつちょう)の5河川は、日本の鮭の6~10%が獲れて、その回帰率も一般の3%に対して12~14%と圧倒的に高い鮭のメッカのようなところである。

その他このホームページを読むと知らないことばかりである。

毎年延べ2300人もの人が鮭つりに訪れて、平成17年度は2533匹の鮭を釣った、その内訳はルア(1686匹)フライ(197匹)えさ(650匹)と記録されている。調査であるからこのように解かるのだろう。



昔は、禁漁であったものを、地元や漁業組合や行政が知恵を絞って、
「忠類川サケマス有効利用釣獲調査」というシステムを作り出し、町にも漁協にも行政にもプラスになるようにして、鮭つりに訪れる人を楽しませるように仕組んだようである。

平成7年8月11日、この日は日本の川ではじめて鮭つりが出来るようになった日ですと書かれている。
私が北海道にいたのは平成9,10年だがその頃には、標津では解禁になっていたのだが、そんな話は聞かなかった。

久しぶりの北海道である。
来週末だが、はじめての鮭つりを楽しんで来たいものである。
息子は昨年も行ったようだ、7匹釣れて1匹だけ持って帰ったとか。

鮭釣りも面白そうだが、このヨコに繋いだ仕組みも非常に興味があるので、もう少し勉強してみたい。


感動、体験、標津町!

そんなことで明日から3日間、北海道に行って来ます。
その間、ブログは休みます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樋渡さん、やりましたね。

2007-10-05 05:32:58 | 樋渡啓祐さんのこと
樋渡さん、やりましたね。

これは、かねてからの計画で、私は直入の長湯はどうですか、などと提案したりしたのだが、その時には既に杖立温泉は決まっていたようである。
このように、ヨコに繋いでそれぞれの良さを売り込みながら、ネットワークで相乗効果を目指す。

みんな自分の市の事ばかりに夢中になることが多い中で、武雄市の視線は常に外に向いている。



武雄市を見ていると、カワサキの単車を思い出す。

二輪業界は当初は国内市場だけだった。その流れは常に縮小であった。
40年以上も前からずっと、少子高齢化と同じ環境であったのである。
さらに、カワサキはホンダ、スズキ、ヤマハに比べて弱小で最後尾を走っていた。

各県ごとに拠点を維持することは難しく、広域化対策などの政策は40年以上も前に実行した話である。
4輪のような国の援助は何もない、そんな状況の中で海外市場へ、世界へと外に向かって出て行って何とかなったのである。

二輪業界には、三菱や、富士重やブリジストンなどの大企業もいたのだが、国内だけでは生き残れずに消えてしまったのである。




近隣との合併、広域自治体としての効率化は世の中の方向である。
間違っているとは思わないが、この方向ではいつかその町の名前は消える運命にある。

そんな環境の中で、その町を有名に、その町に誇りを持って、胸を張ってと言う限りは、
「その町を残す気概と明確な方策」がなければならない。

日本国中がそんな流れに中で、
武雄市と北山村は明確なコンセプトを持って、市民や村民が胸を張って生きられる、そんな方向を目指している。
武雄や北山村を残すための具体的な明確な方策を持っている。
そして、それに挑戦し続けている。

だから、応援したくなるのである。



営業部戦略課を組織し、武雄独特の商品を造ったり、タイや台湾など海外に目を向けて、そして今度は近隣県の温泉とのネットワークである。
このままでは、減り続けるであろう税収を、補う手立てを着々と仕上げつつある。
視点が外に向かっている。

そのベースになっているのが、情報発信主体の情報収集である。
世の中の流れにそった、常に新しい仕掛けが考えられている。

市の経営は本当に面白そうである。
10月1日付けで武雄市の営業部戦略課に三木市から派遣されたO君に電話で聞いてみた。
「武雄市の印象を一言で?」「一言ですか」ちょっと考えてから「早さですね」


いろんなことをどんどんやる。一つ一つは結構時間も掛かるはずである。
いろんなことを言われているが、情報発信するタイミングが極めて戦略的である。
情報発信されるときは、殆ど決まっている。
寝かせている時間があるはずだ。外に発信したときはもう大丈夫な時である。

この温泉話も由布院に始めて行かれた頃からあったのだろう。なのに、構想発表はつい最近である。
だから、早いと感じるし、失敗もないのである。

ホントに動きも早いのだと思う。
楽しそうで本当にいいですね。

決して「急ぎ過ぎ」などとは思いません。打つ手は確りと着実だと思っています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする