雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

昨日の新聞から

2010-01-10 04:31:31 | 発想$感想
★JALのニュースが大きく取上げられている。
どう考えても、われわれの世代にはJALがこんなことになるのは、不思議としか思えない。

ダントツの特別の優良企業であった。
そのJALの再建は、法的整理か 私的整理かと難しいことを聞いている。
65%の人が法的整理と答えているが、ホントに解っているのだろうか?
少なくとも、私にはよく解らない。

解るのは、大変なことになったものだということだけである。


★世の中、不況というのに、ユニクロが絶好調だという。

『10年8月期の業績予想は、売上高8200億円、営業利益1305億円、純利益675億円で、いずれも前期より2~3割以上増える。柳井正会長兼社長は、20年に連結売上高を5兆円にする目標に向け、「毎年20%の成長をたたきだす必要がある」と話しており、実現に向けて一歩進み出したことになる。』

あんなに安い商品なのだが、売上高は8000億円はともかく、1300億円の営業利益 がすごいなと思う。
なのに営業外でマイナスが出て純利益は半分になっているが、700億円近くもある。

20年に売上高5兆円の目標は、ホントにカンだけの話だが、止めたほうがいいように思う。
何の根拠もないが、営業外のマイナスが大きいので、規模を大きくするのは危険と思うだけである。


★ユニクロは、確かに安いが、『安物』というイメージはあまりない。
『安くてもかっこいい』イメージが受けているのだと思う。

そのイメージは広告戦略で、そのイメージが築かれているように思う。

『大きいことはいいことだ』という風潮はいつの時代にもあるのだが、それは単なる数字だけの話である。
それよりは『イメージの高質化』 『世界一流の安物』のほうが面白いと思うのである。



★中国の2009年の販売台数が米国を約300万台上回り、世界1位が確定した。
ブラジル、インドも前年比2ケタ増と、販売が伸び悩む先進国と対照的な動きになった。

最近は、所謂メーカーの活躍の場は、日本からは完全に離れてしまった。
中国やインドやブラジルの名前ばかりが華やかである。

日本のメーカーは今後どのように生きてゆくのだろうか?
事業の構造が世界的に変わっているのに、その対応は具体的にあるのだろうか?

LAL でも、あんなことになるのである。
そんなことを思った、新聞記事だった。

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