★ これは『我が家のガレージ』である。
下はT字型の小さな池になっていてカラーや菖蒲やカキツバタも、睡蓮も、
金魚やメダカ・エビ・田螺などいっぱいいて毎年こどもを産んだりする。
多分、日本でもこんなガレージはないだろうと、
ちょっと自慢なのだが、
戦前、本家に出入りしてた庭師の方が丹精込めて造ってくれたのである。
手前の赤と黄色の花を買ってきて植えたので,
久しぶりに水を撒いたので、綺麗になっているのである。
ムツカシイ名前の花というよりは植物で、
こんな小さな植木などが植えられるように作られている。
奥の方にあるカラーは、水の中で育てると、
庭で育てるのと比べると倍以上立派に育つ。
以前は育ち過ぎてしまっていっぱいになったので、
全部抜いてもう一度やり直して今年で2年目なのである。
今咲き出したところで当分は咲き続けるだろう。
5月には菖蒲やカキツバタが咲き出し賑やかになる。
睡蓮も植えているのだが、
クルマを入れると陽が当たらないので、花はなかなか咲かない。
今年は珍しく何年ぶりかで蕾が付いているので楽しみである。
果たして『花は咲くのだろうか?』
左手に置いてある小さな椅子は、
毎日座って金魚やメダカや、エビなど眺めているのである。
その右手にあるのは金魚やメダカの餌で、この瓶いっぱいでほぼ1年は持つ。
★40数年前にこの家を建てたころは、お金もなかったので、
周囲も下も単なるガレージのセメント張りだったのだが、
その後何年か後に左手と奥に石を貼り、その時に下に池を造って貰ったのである。
下を池にするのは『私のアイデア』で、どうしても魚が飼いたかったのである。
さらに何年か後に右手の石を貼ったので、ガレージの巾が狭くなってしまった。
庭師の方曰く、石もそのあたりの石ではなくて『小豆島の石』だという。
大阪城の石垣の石は『小豆島から運んだと』言ってたがホントかな?
と思ったが、どうもホントのようである。
下の石の張り方なども、いろんな張り方にしているのは、
ご自身の『展示場』代わりにしてて、よくお客を連れてこられて見せておられた。
そういう意味では、『庭師の方の自慢のガレージ』だったのである。
そんな昔気質のオモシロい庭師の方だったのだが、
右手も平戸が植えられてたのに、
今はバラに変わったりしてるなど見たら何と言われるだろう?
ご自身は典型的な『日本庭園』にしたかったようだが、
私が勝手に触ってしまっているのである。
★ 車を入れるとこんな感じになるのだが、
ちょっと問題なのは、右手の石をあとで積んだので、幅がギリギリなのである。
かっては『5シリーズ』も入ったのだが、
最近の車は段々と大きくなるものだから、
今では『3シリーズ』が限界で、
新しい『3シリーズ』は入れるのがムツカシイかも。
車も好きなのだが、ひょっとしたら車はこれが最後になるのか、
もし、新しくしたら違う車種になってしまうのだろう。
『自動運転のクルマ』なども、最後はいいのかなと思ったりしている。