★世の中は『コロナウイルス一辺倒』なのだが、
ずっと増え続けていた『実質感染者の数』が昨日は初めて減ったのだが、
それを報じたニュースもなかったし、それをご存知の方も少ないと思う。
NHKが毎日こんな国内感染者数を纏めて発表している。
この数値の感染者数は累計実績なのだが、現在の『感染者実数』は、
この数値から『死亡者』と『退院者数』を引いたものであるはずだ。
私はこんなNHK の数値を4月10日から、ノートに毎日記録しているので、
その趨勢などが解るのだが、
感染者数の累計は13184人と前日より449人増えたのだが、
死亡者と累計退院者数を差し引くと
昨日は 13184-341-3053=9790人 となって
前日の実質感染者数 10354人から 564人も減少して、
1万人の大台を割った のである。
その理由は退院者累計数が2069人から3053人と984人も増えたことによる。
★ 確かに、このコロナ問題は大変な問題だが、
どうも日本人は、物事を悲観的に考える傾向があって、
常に『大変だ、大変だ』と言っている国民性のように思う。
私自身は、生まれつき『ネアカの楽観主義者』で、
今回のコロナ問題でも世界の現状はこんな数値なので、
『日本はよくやっている』と思っている。
これが世界の趨勢なのである。
世界各国の1万人あたりの感染者数でも、日本は桁違いに低いし、
感染者累計数についても、世界の各国と比べると,
桁違いに頑張っていると言っていい。
★ その実質感染者数が、
たった1日だが、『初めて減った』のはニュースだと思う。
爆発的な感染者数の増加・オーバーシュートを起こさないように、
いろんな対策をやっているのだが、それにはあまり『特効薬』もなくて、
『家でじっとしている』ぐらいが一番の対策のようだが、
それはそんなにムツカシイことではなくて、
『辛抱できるかどうか』の問題なのである。
私は至って『楽観的なネアカな性格』だが、
同時に『辛抱する』ことは得意の分野でもある。
日本国民は、全般には悲観的だが、
『辛抱する』ことは得意分野なのかも知れない。
岩手県が未だに『感染者ゼロ』なのは、
間違いなく『辛抱できる真面目な県民性』からなのだろう。
世界各国のように、国や県の指示に『命令権はない』のだが、
『お上の言うこと』には何となく従う、
そんな習性を国民が身に付けているのかも知れない。
★少なくとも、今までは世界でも類のないような実績を示しているのだし、
たった1日かも知れぬが、『実質感染者の減少』が見られたのだから、
『もう少しの辛抱』で頑張り抜けるのではと思ったりしている。
世の中は、なぜこのような『いい情報を発信しないのだろうか?』
確かに『大丈夫』というよりは
『大変だ・問題だ』と言ってる方が『賢そうに見える』ことは間違いないのだが・・・
『世の中の大局・趨勢』を見ることも、大事なのだと思っている。
昨日は『実質感染者が564人も減った』のである。
是非『転換点』であって欲しいと願うものである。