★ 高齢者のコロナのワクチン接種については
菅総理は7月中に終わるように取り組むと言われているが、
これは私のような『85歳の高齢者』は兎も角、
一般の高齢者の接種が終わるのはとてもムツカシイのではないかと思う。
『ムツカシイ』というよりは『不可能』だと言ったほうがいい。
総理の周りの人たちは、末端の状況をどのように捉えているのだろうか?
私のような素人がちょっと調べただけでも『無理・不可能』なことはすぐ解る。
菅総理の発言に『自治体から困惑の声』とあるが
当然である。
野党側の会合でもこのように『7月中の高齢者接種終了は困難』とある。
また野党がいろいろと突き上げることだろう。
★私の場合は三木市から4月21日に通知は頂いたのだが、
『予約申し込みの電話』が繋がらず『ネット申し込み』もその準備が出来ていない状態から、
いつになると具体的な予約申し込みが出来て、いつワクチン接種が出来るのか解らずにイライラしていたが、
ようやく何となくその目途が付きそうである。
多分市役所には苦情や沢山の問い合わせなどの電話が行ったのだと思う。
4月26日に仲田市長のこんなメッセージがネットで流れたのである。
市長のメッセージだからまず間違いないと思われるが、
その他の情報も併せて纏めるとこんな状況なのである。
● 今は5本の電話回線の増設とネット受付の準備を進めているが、4800名の人たちが電話をするので全く繋がらない。
● 電話回線を仮に倍増しても繋がることは期待できないが、
● 準備中だった『インターネット申し込み』が4月30日からスタートのようだから、4月中には予約申し込みができることになった。
● その時点で具体的な『接種日時が解る』ので、あと3日ほどだから慌てず待つことにしたい。
● 肝心のワクチンは既に1箱届いたが、4月末と更に5月10日の週に5箱届くようなので、
●1箱975人分だから、コレで85歳以上の4800人分は大丈夫確保できることになる。
● 問題は1日当たりの接種できる数で、通常日は150人程度、日曜日は450人ぐらいになるらしい。
●『1回目の接種日数』は5月は7回、6月は3回しかないのでなかなか大変だが、
●6月が回数が少なくなるのは、『2回目の接種』が始まるからである。
●『ネット予約』する時に『接種日時』も決められるので、あと数日経つと『私のワクチン接種日』がいつになるかは兎も角、決まる筈なのである。
★いま私が掴んでいる情報は大要以上の通りなのだが、
第一次の『85歳以上の高齢者』だけでも4800名いるので、
この全員の『ワクチン接種』が6月中に終わらずに『1回目の接種も』7月にずれ込むことは必至のような状況なのである。
1回目の接種後3週間後には2回目の接種があるので、
『2回目の接種』は『85歳以上の高齢者』でも8月になるのではないかと思っている。
三木市の場合はこんな状況だが、
菅総理は高齢者の接種を7月末までに終わると言われているが、
『85歳以上の高齢者』なら兎も角、『高齢者すべての接種』を7月末までに終わるということは『不可能』だと私は思う。
多分、『高齢者の接種に必要なワクチン数』は2回目の分も含めて、
『7月中に準備出来る』ということの間違いではないかと思う。
一国の総理の発言がなぜこんなことになるのか?
自ら『墓穴を掘った』感じである。
今後、この問題どんな推移になるのか、注目しておきたい。