★ 20歳の時に朝日新聞で
『蒋介石が30年も日記を書いているのはエライ』という記事を読んで、
それくらいのことなら、『自分も出来るだろう』と
その日から大学ノートに書き始めた私の日記だが、
いつの間にかもう68年も続いているので。
蒋介石の2倍以上続いたことになる。
本棚にこのように収まっているのだが、
1年目は11月だったので大学ノートなのだが、
2年目から所謂『日記帳』に書いている。
そして昭和47年(1972)からは博文館の横線3年連用日記にして、
これが11冊あるから33年間、2001年まで続いている。
現役で務めたのが2000年までだから、
2001年は引退後の生活に入り、インターネットも始めている。
★ 現役当時は会社の出来事も詳細に書かれていて、
いま読み返してみると『カワサキの二輪事業の詳細』が解るので重宝している。
現役引退後は毎日の生活パターンがほぼ一定で、
そんな生活の変化もあって、記述することも少ないだろうと、
2002年からは髙橋書店の5年当用新日記にして、
今年はその4冊目の最後の年になっている。
こんなカバー付きの立派なもので、
このように毎日書いているのである。
たまたま写真を写すために開いたページが6月13日だったのだが、
5年間の6月13日が見れるので重宝している。
大したことは書いていないので、
別に人に 見られても『どうということはない』
読み返してみると、
● 2017年は、東京のカワサキOB会で96歳の矢崎さんにお会いして、
96歳であんなに元気なら長生きするのもいいなと感想を書いている。
あれから5年経って矢崎さん101歳のはずである。
● 2018年は、Z1会コンペのこと、
吉田純一・小林茂・梁明さんというメンバーで回っている。
● 2019年は、特に何事もない1日、100年もの寿命だった五葉松の
盆栽が枯れたのでその見事な根っこを置物にするために磨いている。
それはこんな根っこなのである。
● 2020年は、防災公園を走っている。
三木市の議員の新井さんが訪ねて来られている。
● そして今年はメダカのことを書いている。
秋までこどもを産み続けるだろうと書いてるがその通りになっている。
阪神ー楽天、阪神が3連勝したとか。
こんな風に5年間を思い出すことが出来るのがいい。
★ ご覧のように今年で最後なので、来年からも同じものにしようと思ったのだが、
髙橋書房の5年当用新日記が廃版になってしまって、
ネットで探したらこんな日記帳が並ぶのである。
11000円の立派なものにしようかなとも思ったのだが、
ちょっと小さくなるのだが
同じ髙橋書店のこんな日記に決めて、注文したのである。
これで来年から5年間、
多分間違いなく、日記も続いているだろう。
生きてたら93歳になる。
その次の5年間は、立派な11000円の日記にしようかなと思っている。