★ 9月には自民党の総裁・総理大臣を選ぶ『総裁選』があるのだが、
8月末に、まず岸田さんが動き出し
二階幹事長の長すぎる任期などを念頭に『1期1年連続3期まで』案などを出したので、
これは今回岸田さん『やる気だな』と思っていたのだが、
総裁選の論戦の焦点をぼかすためなのか、
二階幹事長は9月上旬に交代する役員人事をするというこんなニュースが流れたのである。
『菅義偉首相は31日、二階俊博幹事長の交代を含む自民党役員人事を9月上旬に行う方針を固めた』というのである。
衆院選については、首相が解散権を行使せずに、
10月5日公示、同17日投開票を軸にした調整が行われている。
というのだが、この時の総理は一体誰なのか?
『それは菅さんに決まっている』と言わんばかりのやり方のように見える。
誰が新幹事長になるのか?
10月にある総選挙は『新幹事長』が旗を振ることになるのだろう。
★ この1年続いた『菅政権』は当初の高支持率から今は支持・不支持が逆転し低迷しているのだが、
菅さんは総裁選は『勝てる』自信があるような今回の役員人事案である。
総裁選の選挙は、「フルスペック方式」という自民党員と国会議員の自民党員だけで行われるので、国民の人気などはあまり関係しないのだろう。
党員票は兎も角、国会議員票は菅さんは纏められると思っているようである。
★ 今回は、岸田さんは誰よりもはやく総裁選への出馬表明をし、
「党役員は1期1年・連続3回まで」「若手・中堅人材の登用」といった政策を掲げて、中堅・若手議員からの支持を狙う動きもあったのだが、
果たして今後どのようなことになるのだろう。
総理大臣は国民が選ぶことのできない今の制度はどうも面白くないのだが、
そんなことを言ってみてもどうにもならないのである。
こんな制度だから、国民が政治にもう一つ関心を持たないのだろうと思う。
総選挙をやっても今の野党が勝つ公算は低いので『自民党政治』が続くのだろうと思うが、『また菅総理』ではどうも新鮮さが感じられない。
菅総理は6日にも党役員人事と内閣改造を行う方向で調整を進めていて、
そのうえで17日の総裁選の告示前に臨時国会を召集し、衆議院の解散を検討していると周辺に伝えたという。
そのうえで17日の総裁選の告示前に臨時国会を召集し、衆議院の解散を検討していると周辺に伝えたという。
★昨日まではこんな感じだったのに、
今朝のテレビでこんな『解散説』が流れた。
菅総理大臣が自民党総裁選挙前の今月中旬に
衆議院の解散を検討していることが分ったというのである。
いずれにしても『政治の世界』でやることは『よく解らない』のである。
いずれにしても『政治の世界』でやることは『よく解らない』のである。