★ 私が若いころ4年間だけカワサキの二輪のレース関係を担当したのだが、
それは1960年代のことで、二輪のレース界も創成期と言っていい時期だった。
昨日、当時のカワサキを代表するライダーだった山本隆さんのことを書いたのだが、
そのコメントに増田耕二・従野孝司くんのことが書かれたりして、
当時を懐かしく思いだしたりした。
この写真は2016年に『二輪文化を伝える会』が主宰して
日本のモトクロス界を支えた当時のトップライダーたちが多数集まったのだが、
その時思いもしなかった従野孝司くんや、これも当時カワサキにいた増田耕二くんもいて一緒に写した写真なのである。
★ 私がレースに関係していた当時、
こんな有名ライダーたちもまだまだ若かったのだが、
みんな成長されてこの4人のライダーは、今年MFJから表彰され殿堂入りを果たされたのである。
★ 私自身はバイクにも乗らないのだが、
若いころレース界に関係したことが、ほんとによかったと思っているし、
当時から60年経った今も何となく二輪関係と繋がっているのである。
いま繋がっているFacebookのトモダチを見ても、その80%が二輪関連なのである。
かっての名門城北ライダースの大御所・久保和夫さんとは特に親しくして頂いたし、
今は超有名人となった星野一義さんとも、
初めて会った彼が17歳の頃のままのおつき合いだし、
その星野一義との良きライバルだった、吉村太一ちゃんとはいろんな形で繋がっていて、
これはマウンテンライダースの50周年記念に出席した時、
その日が「私の80歳の誕生日」だったので
お祝いの花束などを頂いたのである。
まだまだいっぱい写真はあるのだが、
これらはみんな「私の宝物」であり、私の人生を豊かにして頂いている。
ほんとに短い間だったが、創成期のレース界に関係してよかったなと思っている。