★昨日の日曜日の午後は駅伝と大相撲を観ていた。
駅伝も大相撲も、日本独特で世界にはない。
考えてみると日本ほどスポーツの種類が多い国は世界でも珍しいのではなかろうか?
相撲が世界にないのは解らぬではないが、
日本でこれほど人気の駅伝が世界で普及しないのは何故かなと思ったりする。
箱根駅伝などはテレビ中継の視聴率は往路復路ともに30%超えたという。
沿道では100万人ともいわれる観衆がランナーに声援を送った。
「柔道」「空手」「競輪」などの日本発祥競技が世界へ広がり、
五輪種目にもなっているのと比べると「不思議」と言わざるをえない。
一昨年あたりから中国の大学で箱根駅伝の「コピー」が始まったとか。
韓国も駅伝自体はあるがかなりマイナーだという。
日本で駅伝が誕生したのは今から100年以上前のことで、
駅伝という名称は、古代日本で使者と馬が中継所をつないで中央の文書を送り届けた「駅制」が由来だとか。
昨日の都道府県対抗駅伝は長野県が大会新記録で三連覇した。
この大会は中学・高校・大学・一般のそれぞれのメンバーが走るので、
選手育成の効果もあるだろう。
兵庫県も頑張ったが、もう一息だった。
★ そんな男子駅伝で、地震のこともあって応援だけはすごかったが、
1区からずっと最下位だったのが石川県だったのだが、
大相撲の世界では、特に石川・富山県からは出身力士がいっぱいなのである。
いま売り出しの大の里が石川県だし、
優勝争いのトップを走っている朝乃山は富山県出身である。
走るのはダメだが、相撲は人気力士の遠藤もいるし、
北陸3県は大したものである。
朝乃山も大の里もこれからの大相撲を背負っていくだろう。
そんなことを想いながら大相撲を観ていた。